世界一わかりやすい論理の話 前半のまとめ
YouTubeチャンネル「出口汪の学びチャンネル」。
ついにYouTubeでも、
論理について話をしました。
ここでは要点をまとめていきますので、
ぜひ直接「出口の学びチャンネル」を
ご覧になってください。
言葉を使わずに、何かを考えようとしても、頭の中は混沌として、何も考えることができません。何かを感じようとしても、漠然とした感じしか浮かび上がりません。
そうした状態を、カオス(混沌)と言います。
初めに言葉ありき。
聖書の有名な言葉ですが、人間が存在しなければ言葉はなかったわけですし、人間が存在しているということは、天と地は今と同じように分かれていたはずです。そういった意味では、「初めに言葉ありき」は矛盾しています。
私はこう考えます。
言葉がなければ、天と地が分かれていたところで、天は天ではなく、地は地ではなく、カオスにすぎません。
私たちが初めて天という言葉を持った瞬間、天は天となり、地は地となったのです。言葉が世界を想像したのだから、言葉は神であり、光であり、力なのです。
神と悪魔、動物と植物、男と女、好きと嫌いなど、私たちは外界のあらゆる情報を言葉で整理し、物事を認識し、記憶や思考を行っているのです。
その整理に仕方が、論理なのです。
論理的に整理できるから、頭の中はいつでもスッキリで、考えることも、人に伝えることもできるのです。
こうした論理を駆使せずに、知的活動を行うことほど、非効率的なことはありません。こうした論理の基本をわかりやすく説明すると同時に、ヘレンケラーの奇跡を分析して見せました。
ぜひご覧になってください。
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