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コンバージョン率とクリック単価と私

広告運用していると、下記のようなデータになることよくありますよね。

ちょいちょい見かける表

目標CPAに対して+257円高い結果になっています。
クリック単価は目標よりも安い金額となっていて、コンバージョン率が目標よりも低いためCPAが+257円となっています。

上司に対して、また、お客さんに対しても、こんな時、
「目標CPAを達成するには、クリック単価が88円なので8.8%以上のコンバージョン率が必要です。実績では7%ですので、1.8%の差分が発生しています。」
って言えたらカッコ良くないですか。

実際は、んじゃ、1.8%の差を埋めるためにどうしたらいいか教えてくれよ、と言われれてしまいそうな気もしますが、それは皆さんで考えていただくこととして、この記事ではコンバージョン率の差分の計算方法について説明します。


クリック単価÷コンバージョン率=CPAは必ず覚えておきましょう

図:CPA算出の計算式

「図:CPA算出の計算式」は、頭に叩き込んでおくといろんな場面で役立つので超おすすめです。

実績クリック単価と目標CPAから導き出すコンバージョン率の計算式

クリック単価が12円安い場合のコンバージョン率は何%だろう

クリック単価が12円安いんだから、差分の12を10で割って、1.2。目標コンバージョン率から-1.2%したらいいんじゃない?と思われるかもしれませんが、今回はあくまでクリック単価も、コンバージョン率も、CPAも簡単な数字にしてありますので、その計算方法でも成り立つかもしれません。
実際はもっと複雑な数字になること間違いなしですので、計算式を頭に叩き込んでしまった方が応用が効きますので是非覚えておきましょう。

クリック単価実績をもとに算出する目標コンバージョン率

実績コンバージョン率と目標CPAから導き出すクリック単価の許容値

クリック単価が目標よりも高くなってしまっているパターンもありますよね。
こんな時も、カッコ良く、
「クリック単価をあと10円安くすることができれば目標CPAをクリアできます。」
って言えるようにしておきましょう。

コンバージョン率実績をもとに算出する許容クリック単価の計算式

目標CPA×コンバージョン率実績で許容できるクリック単価の値が算出されます。許容の範囲を上回っているキーワードなり、オーディエンスなり、調整をかけるべきセグメントに調整を加えていけば、クリック単価が改善するかもしれません。

CPMの場合はどう考えればいいんですか?という質問にも答えるべく、次回かその次かはわかりませんが、またまとめていきたいと思います。

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