デヴィッド・ギルモアの新作「LUCK and STRANGE(幸運と奇妙)」を聴きました
デヴィッド・ギルモアの新作アルバムを聴きました。
デヴィッド・ギルモアのソロアルバムの中でも最高傑作に仕上がっていると思います。
アルバムの邦題は「邂逅」ですが、洋題は、「LUCK and STRANGE(幸運と奇妙)」です。 タイトル曲の「LUCK and STRANGE」は2007年の今は亡きリチャード・ライトとのジャムセッションの音源を基にボーカルやギターを新録して作られています。
2人のピンクフロイドで作ったような曲なので50%ピンクフロイドのサウンドという感じです。
このアルバムは音がすごくいいです。
「LUCK and STRANGE」では、「これが単なる運や奇跡でないことを祈ろう」という歌詞が出てきますが、自分がピンクフロイドで成功した時代のことを言っているように思いました。
「迫りくる死からインスピレーションを得た」なんて評されているようですが、悲壮感は無いです。
「運や奇跡ではない」ということがテーマのような気がして「偶然ではなく必然」ということを表現されているように思いました。
なので、ピンクフロイドサウンドで量子力学をテーマにした歌だと僕は思いました。
78歳になってもギターもボーカルも衰えずに才能が枯れるどころか、最高傑作をリリースしていることに驚きました。
9年振りなので、ピンクフロイドとしてリリースしようとしていた曲を温めていたのかもしれません。
全然チョーキングしてなかったので、久しぶりにチョーキングしたくなりました。
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