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バート・バカラックの思い出

2023年2月8日に94歳で逝去されたバート・バカラックの名曲「Close to You 」をソロギターにアレンジしました。
曲の終わり方はアールー・クルー風です。
カーペンターズのポップなバージョンが有名だと思いますが、バカラック本人のソロアルバムは内省的で少し悲しい雰囲気が漂っていて、オーケストラも壮大でそちらが好みです。

バカラックを好きになるきっかけは14歳ぐらいの時にアール・クルーのアルバム「ソロギター(1989年)」に収録されている「Any Old Time Of The Day」を聴いてからでした。

まだ私はギターを弾く前でジャズも聴いたことがなかったし、耳がテンションコードに慣れていなかったころなので、アルバムのほかの曲は心地よく聴けなかったです。
そんな中で「Any Old Time Of The Day」はメジャーセブンの透明感のある響きでキャッチーで聴きやすかったから、そればかり聴いていました。
どうやって弾いているんだろう、本当に独りで演奏しているのかと思うような演奏でカッコよくてあこがれていました。
それからだいぶ経って、30歳を過ぎた頃にアール・クルーの楽譜を見つけて、だいぶ練習して「Any Old Time Of The Day」をレパートリーにすることができました。

20代の頃はバカラック本人のソロアルバムやディオンヌ・ワーウィックやパーシーフェイスオーケストラなど色々聴いていました。
当時、車の運転中は、ほぼバカラックをBGMにしていました。
高橋幸宏がカバーしたバカラックの「THE APRIL FOOLS」も好きです。

2008年の来日公演も行きました。
当時すでに80歳でしたが、オーケストラの指揮やピアノ弾き語りなどパワフルで、バカラックをリアルで聴けたことはいい思い出になっています。
バカラックの作品は、後世の時代にまで名曲として残るのは間違いないと思います。

Alfie

What's it all about, Alfie?
Is it just for the moment we live?

What's it all about when you sort it out, Alfie?
Are we meant to take more than we give

Or are we meant to be kind?
And if only fools are kind, Alfie,
Then I guess it's wise to be cruel.
And if life belongs only to the strong, Alfie,
What will you lend on an old golden rule?

As sure as I believe there's a heaven above, Alfie,
I know there's something much more,
Something even non-believers can believe in.

I believe in love, Alfie.
Without true love we just exist, Alfie.
Until you find the love you've missed you're nothing, Alfie.
When you walk let your heart lead the way
And you'll find love any day, Alfie, Alfie.

アルフィー

生きるって どういう事 アルフィー?
今が良ければ それでいいのかな・・・

生きるって どういう事?
いろんな事を計りにかけた時
大事なのは自分の幸せ? それとも人の幸せ?

親切な人は損をすると言うなら
容赦なく生きるのが賢いのかも知れない

強い者だけが生き残ると言うけれど
この黄金のルールを どう思う?

僕は天国は確かにあると信じているけど
もっと凄いものの存在も信じている
神を信じない人でも、信じられるものの存在を

愛を信じるかい?  アルフィー
本当の愛がなくても生きてはいける
でもね、アルフィー 今まで知らずにきた愛を見つけなければ意味がないんだよ

これからは心に従って生きていくと良い
そうすれば、いつかきっと愛は見つかるよ アルフィー

「Alfie」作詞Hal David 作曲Burt Bacharach 




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