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長距離フライト✈️ダブリンに到着【アイルランドワーホリBlog#1】

20時間越えのフライトを終えて遂にアイルランドへ入国。

ダブリン(アイルランドの首都)へは
成田発ドーハ経由でカタール航空を利用しました。
残念ながら日本からアイルランドの直行便は存在しません。

成田→ドーハ 13時間
3時間のトランスファーを挟み
ドーハ→ダブリン 7時間

四国から成田の1時間半を含むと
飛行機に乗っていた時間は約21時間
待ち時間を含めると30時間越えです。

ちなみにこれまで私は空港での乗り継ぎを全て
トランジットと呼んでいましたが調べたところ

トランジット【Transit】 ・・・給油や休憩のために別の国に寄り同じ機体で最終目的地に行くこと

トランスファー【Transfer】 ・・・途中で別の機体に乗り換えて最終目的地に行くこと

また24時間以上のトランスファーでの乗り継ぎがある場合はストップオーバー【Stopover】 と呼ばれるそうです。
勉強になりました。

とにかく長ーい長ーい移動の末
無事にアイルランドに到着しました。

到着したらまず携帯のSIMカードを空港で購入します。(空港は割高で選択肢も少ないので最善とは言えないでしょう。)📱

私たちはThree(スリー)という大手キャリアの
28日間、ギガ使い放題のプラン
€35のものにしました。

事前にネットで調べたときには€30のものが
売ってあるはずでしたが空港においてあるThreeではこれが最安値でした。

その後歩いているとSIMカードの自販機があり
Vodafone (ボーダフォン)で€30のものを見つけ少し悔しい思いをしました。

SIMカード専用の自販機

ThreeよりVodafoneの方が繋がりやすいらしいという記事をどこかで見たので実際はVodafone の方がいいのかもしれません。(使っている方がいたら教えてください。)
なのであえて私と旦那は別々のキャリアにしてみてもよかったかな、とあとから思いました。

28日間だけのプランなのでもし電話番号が変わらないやり方があれば違うキャリアに変えるかもしれません。
(もし詳しい方がいたら教えて頂きたいです。
※繰り返し※)

そしてWi-Fi環境じゃなくても携帯が使えるようにレベルアップした私たち。
次は日本でいうSuicaに位置するアイルランドの交通カードLeap(リープ)を手に入れます。
空港から一度外に出た別の建物内の
コンビニのようなところで販売していました。


カエルのロゴが可愛い

€5の発行手数料を払う必要があり
チャージ額は€5からです。
なのではじめは最低でも€10はかかります。

Leapカードの利用でコーク市内まで
各駅バスで片道€2で行けました。
(現金での支払いなら€2.60かかります。)

微々たる差かもしれませんが
今後もアイルランドで生活する上で
必須なものなので急いでなければ空港で購入するのがいいかと思います!
Leapカードはどこで購入しても同じ値段です。

バス停を探すのに時間がかかり
目の前でバスが出発するのを見送りましたが
次の便が20分ほどで来たので良かったです。
シティへの便は結構出ているようでした。

黄色と緑の2階建てのバス(double-decker bus)に乗って改めてアイルランドに来た実感が湧きました。
(大荷物だったので2階席は断念しました。)

16番のバス


約1時間でその日の宿に着きました。
ダブリンの中心地にある有名なバックパッカーズホテル【Abbey Court Hostel】で1泊しました。

実は海外で相部屋のドミトリーを利用するのは初めてでしたが、快適な滞在となりとても満足しました。(個室は満室でした。)

宿泊先を選ぶ際にまず重視したのがロケーションです。
有名なパブが並ぶテンプルバー(Temple Bar)
エリアに徒歩7分ほどで行けます。
長距離フライトのあとはさすがに疲労しているだろうと配慮してここを予約した過去の私、グッジョブ。

建物は歴史を感じますがおしゃれで清潔です。
外観からは想像できないほどの数の部屋があり迷路のようでした。
広い共有キッチンと女性専用のバスルームとトイレ、ドライヤーもありました。
ありがたいことに朝食もついていました。
サラダ・チーズ・ハム・パン・シリアルなど
手の凝ったものではありませんが美味しかったです。

そのほかには
ハンモックルーム・リーディングルーム・卓球台・ビリヤード・ランドリールーム
ちょっとしたバーのようなところで
ダブリン最安値とうたわれる€5.5のギネスビールも楽しめます。

ダブリンの街を案内してくれる無料のツアーも開催していて時間があれば利用したかったなと思いました。

私たちが泊まった部屋がこちらです。

電気がついてないので暗いだけです。


10人の男女混合ドミトリーで確か予約時にベッドの位置等は選んでいませんが上下ベッドを取ってくれました。(チェックインの際にもし場所の希望があれば可能な限り対応すると書いていました。)
各ベッドに頑丈な荷物入れが用意されていますが、南京錠がないとロックすることはできません。フロントでの販売もありました。
南京錠はひとつあれば便利なので日本から持ってくるのが良いと思います。
かく言う私たちは持っておらず、鍵なしで荷物をしまっていました。被害はなかったですが、出かけているときや寝ているときに盗まれたらどうしようとビクビクしたので、余計な不安とリスクを減らすためには鍵はあったほうがいいです。🔒

バックパッカーズなので比較的若い宿泊客が大半でしたが意外と年配の方も利用しており、幅広い層に支持されていると感じました。

お値段は一泊朝食付き 1人€27(約4300円)

個人的にはまた泊まりたいと思える場所でした。

荷物を降ろして30分ほどベッドで仮眠をとりました。
20時間以上ぶりに足を延ばして横になり、揺れない平面を味わっていたら
体感1分の休憩でしたが夕飯を食べに行けるくらい回復しました。

テンプルバーの有名な交差点で記念撮影をして
(これが唯一のダブリン観光となります。)
地元の人にも人気のパブ【The Quays】へ勇気を出して入りました。
毎日ライブミュージックが行われているにぎやかな場所です。
恥ずかしながらパブは人生初めてで、ご飯の提供がないと知りませんでした。(日本の居酒屋感覚でした。)
なので入ったものの、そこでは何も頼まず。2階にある同じお店で
アイルランド料理を提供しているレストランに行きました。

注文したのは、もちろんギネスビール
ギネスビールで煮込んだビーフシチュー 
魚介たっぷりのクラムチャウダー
選べるコースのようなものでこちら2つで€25.95

緊張と疲れで私はあまり空腹ではなかったので店員さんにこのコース1つを2人でシェアしてもいいかと尋ねるとこころよくOKしてくれました。
とても素敵なハンガリーの方でした。

なみなみのビーフシチュー🍖

どちらもとても美味しかったです。
クラムチャウダーは魚介の旨みがぎっしり濃厚で
ビーフシチューの肉はほろほろで、じゃがいもがほくほくでした。
サイドのパンが初めて食べるものでした。最初はぼそぼそしているように感じましたが、口にするたびにその素朴な味わいとパウンドケーキのような触感にはまりました。

でもそれ以上に感動したのがなんとバターです!

アイルランドは乳製品が美味しいと聞いてはいましたが、ほんとに美味しいんです。バックパッカーズの宿の朝食に置いてあった別の種類のバターも
スーパーの自社ブランドの安いアイリッシュバターも美味しかったのできっとどれを選んでも間違いないでしょう。

とにかく香りがよく味わい深いけど重すぎずちょうどよくあっさりしている、そんな感じです。
よく芸能人の方とかのバターを直接かじるなんてエピソードを、ありえないなと思っていましたがアイリッシュバターなら私はいけちゃうかもしれません。🧈
どうしてこんなに美味しいのかと聞いたら、アイルランドは曇りや雨の日が多く、人間には憂鬱ですがその環境は植物には最適です。すると青々とした草を食べれる牛がいいミルクをつくることができ人間もその恩恵を受けることができるサイクルになっているそうです。(天気の悪い日もありがたいと思える話でした。)🐄

宿に戻りシャワーを浴びたらすぐ眠りについたところでアイルランド初日はおしまいです。🦑








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