2024年 衆議院選挙

○見どころ
与党過半数割れ
批判する政治より実現可能な政治が選ばれた
無党派をどこまで取り込むかで議席数が変わる


注目区
埼玉14区 国民鈴木さん、公明石井さん、維新加来さん
ここは国民の鈴木さんが当選、

公明党落選2009年以来となった。代表が落ちるとはショッキングだなと感じる。
鈴木さんだが国民民主党へ具体的な手取りの話(103万を引き上げようというのをどこまで引き上げるか)を具体的な数字を上げるべきだと提案した切れ者であり、透明性が高くなかなかこの人に勝つのは難しいかなと感じた。

和歌山2区 無職世耕さん、自民二階さん、立憲新古さん
ここは無職世耕さんが当選

世耕さんは自民党の政治資金パーティーを巡る問題で自民党を離党した。しかし、地元の高い地名度を元に選挙を優勢に進めた。世耕さんは産科医がいなくなったとなれば近大病院からすぐに産科医を派遣したり、石油会社の精製所がなくなり跡地の誘致に貢献するなど細やかな和歌山県民への対応が見られた。選挙区が広いことで二階側が対応しきれなかった点、息子が特別何か政策があるようにも見れなかったため票差が開いた可能性がある。無所属新人議員がどのように政界で振る舞っていくのか注目点である。ぜひ、自分の本当にしたかった政治活動を何にもとらわれず頑張ってほしい。


自民党への批判論争ではなく実現可能な政策へ世論が流れる

国民民主党は地味であり、ちまたでは実力派地下アイドルと呼ばれていたわけであるが、大きな逆進があった。
これはわかりやすく実現可能な「手取りをあげる」というキャッチーな透明性の高い目標であったためである。若者の無党派はここへ流れた。大きく評価せざるを得ないだろう。

国民民主党代表の玉木さん
この人はちょっと怖いなと感じた。
元財務省官僚でありながら、一般の人に向けた制度を説明するときにわかりやすく伝えるのが上手で、制度内容把握も政治家なのに深く理解している。自民党議員がよってたかっても彼の脳にはついていけないのではと思うほどである。また、YouTubeライブでは疲れ顔でよく父親が茶の間でいう親父ギャグを言い笑っているのである。チャーミングで真面目な父性を見せている点で若者が取り込まれるのは当たり前であるし、同時に怖さも感じる。

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