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潜在看護師が増えてしまう本当の理由とは

こんにちは〜、えなです^^

今日はダイエットから少し離れて、本業の看護師について
書いてみようと思います。



厚生労働省のデータによると
2020年 看護師と言われる免許を保持している人の人数は
約173万人だそうです。(准看護師も含みます)

さてこのうち、潜在看護師と言われる
「看護師の資格を持っていながら、看護師をしていない」
看護師は何万人いるでしょう?

私は「3割ぐらいかなぁ?」なんて思ってこのデータを見ていたら
とんでもない!!!

なんと!!!

79万人!!約50%だそうです。

衝撃でした。

私は看護師として約20年近く働いてきました。
たしかにどの職場に言っても人手不足。
国家試験の合格率は毎年90%以上なのに、何でどこも
人がいないの?と思ってきました。

社会問題だと思うのに、蔓延しているこの現状・・・。
皆さんはどう思われますでしょうか?

表向きには色々な理由が、色々な場所に書かれています。
でもそんなだから変わらないのかな?って。

20年近く現場にいて、あらゆる立場や働き方を経験して
私なりに分析してみました。

もし今、看護師を辞めたいとか、辛いって思っている方。
そういう方が少しでも救われると良いなぁと思って書きます。
でも看護師じゃない方にも、少し怖い気もするけど
読んで欲しいです。

有料記事にはしましたが、金額は最低金額、タイムセールも
予定していますので、ご興味ある方は最後まで読んでいただけると
嬉しいです^^



潜在看護師が増えてしまう理由

1、看護師という仕事の重さ、費用対効果

綺麗事を抜きに、私が常日頃思っている看護師という職業の闇は
ここにあるのではないか?と思っています。

『看護師』って言うと白衣の天使なんて言われますからね〜。
私だって天使になろうと、この20年頑張ってきたつもりです。

しかし蓋を開けてみれば、看護学校時代の実習の辛さ。
ようやく実習をやり切ったのに、その後立ちはだかる国家試験。
それを通過しないと、看護師の免許は与えられません。

そんな思いでようやく取った資格。
看護学校の勉強は何だったの?と思うほどの、資格をとってからの
求められる知識量や技術量の多さ・・・。
勉強してもしても追いつかないあの感じ。

先輩達も通ってきたと言われればそれまでだし、じゃあ私の
忍耐が足りないのか、とか、看護師向いてないのかなぁ?とか。
みんな一度は通る悩みなのかな…って思います。

そして命を救う現場は思っているより過酷です。
まだ20歳そこそこで、人の生死に関わること、格差社会の縮図の
ような面にも、嫌でも直面します。

それなのに!!!
費用対効果とか言うとちょっと嫌な感じですが、実際のところ
皆さんが思っているほど、お給料が高くないのが現実です。

たしかに病院以外でも働く先の間口は広いです。
他の職種では考えられないかもですが、派遣社員でも
看護師は普通にちょっと良い賃貸の審査とかも全然通ります。

それぐらい安定した職業ではあるけれど、
本当にもっと全然、お給料水準上がってくれないと
潜在看護師は増える一方なのでは?と危機感を感じています。

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