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セルフイメージ

胸を張って堂々と歩く人。
背を丸めて憂鬱に歩く人。
大きくはっきりした声で話す人。
小さな声で申し訳なさそうに話す人。
にこやかな人。
けわしい顔をしてる人。

そんな中にあって私はどんなだろう。

心にあるセルフイメージは現象として現れる。
まず始めに、肉体と所作に現れる。
次いで、取り巻く人、物、環境に現れる。
私はどんな姿でどんな事をして、どんな人に囲まれ、どんな荷物を携えて生きてるだろう。

他者との比較、判断、評価はしない。
そんな比較によって生まれる高い低いのイメージは「プライド」と言うのだろう。
胸を張ったり、うつむく必要もない。

謙虚さは、自己卑下とは違う。
自信に溢れることは、傲慢さとは違う。
なんならそれらは真逆。

譲ることは、奪われることとは違う。
控えめであることは、物怖じすることとは違う。

同じように見える、「止まる」や「動く」として現れるどんな行為でも、
その行為が自分で意識されるかどうかで違う。

さあ私はどんな姿勢で、どんな事を言って、何に二の足を踏んでるだろう。

意識するのと、考える事とは違う。
考えることは評価判断、美醜、損得を避けられない。
意識はそれとはまったく関係がない。
あるがまま観る。
全てをただ照らす太陽。

外の何かにスポットライトが当たっている間は、その全てを照らす光はこちらに向かない。
こちらに向かない間は、こちらがどんな事になってるか全く見えず、知りようがない。

まずは、どれだけ自分で自分を評価判断し蔑み、また驕り高ぶり、忙しくしてるかを知る。

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