ワ―ママ社労士の子供の習い事事情
私は自宅で開業しているため、子どもの登校時間と帰宅時間は必ず「いってらっしゃい」「おかえり」が言える環境にあります。
子育てをしている身としては、この環境で仕事ができるという自由さと効率の良さから抜け出すことはできません。
自分の仕事さえ何とかやりくりできれば、子どもの習い事の送迎も出来ないことはありません。
そのため、子どもが「やりたい」といった習い事はとりあえずさせてみることができました。
とりあえず習い事は楽しいと思えたらそれでOK
保育園時代~小学生低学年の間の我が家にとって習い事は、シンプルに「楽しい時間を増やすため」に行くものと考えています。
習い事の時間が「あー今日も楽しかった!」と思えればそれでOKです。
そのため、子どもが学校でチラシをもらってきたり友達から紹介を受けたり、そして私が「こんなのあるよ」と紹介をしてみて「行ってみたい」と言ったものについては、とりあえず体験会に連れて行きました。
「続けたい」と言ったら入会、「思ったのと違う」と言ったら入会は見送り、で気づけば結構な数の習い事に行くことになりました。
とはいえ、入会したのはいいものの、続かず3か月程度で辞めてしまったものもありました。
親としては「もったいないな」と思うので一応本当にやめていいのか確認はするのですが、最終的には「またやりたくなったら再開すればいいよ(入会金分、仕事頑張ろ)」と、心の中で費用勘定にがっくりしながら言葉を絞り出します。
そんな感じで習い事がいくつかになったのですが、結局は保育園時代から小学生中学年の間は継続して通ってくれたので結果オーライです。
ほんとは、ネットでよく見る「子どもが賢くなる習い事〇選!」とかで出てくる習い事にも通ってほしいなと思ったりもしたんですけれど。
在宅ワーク・オンラインを駆使して習い事も何とかなった
習い事の送迎が楽だったということでもないのですが、
私は子どもが一人だけだったということもあり、複数の習い事でも仕事の調整をつけながら何とかこなせていました。
学校から帰ってきてから習い事までに時間がありますから、友達と遊ぶ時間も確保できました。
また、今の時代オンラインで習えるものの種類も増えています。
プログラミングや、ピアノのレッスンさえオンラインで教えてくれるみたいですね。
我が家もオンラインの習い事があったのですが、パソコンさえセッティングしてあげれば、時間になると自宅でサッと始められるので親としてはすごく楽でした。
PC・スマホさえあれば仕事ができる
私の場合は自宅開業とはいえ、どこに居ていてもオンラインで事務所のデータにアクセスできるようになっています。
そのためPCさえ持ち運べばどこだって仕事はできます。
なんならスマホだけでもメールやチャットは返せるし、お客様に電話を掛け直すこともできます。
たいてい仕事に忙殺されているタイミングに「送迎にいかなくちゃ!」となってしまうのですが、PCさえ持っていけば、子どもの習い事を待っている間にある程度仕事を片付けるということも可能でした。
仕事をオンライン化させることのメリットは、このように私自身が「どこでも仕事ができる」ということの他、在宅ワーカーのスタッフを雇用した時にも威力を発揮してくれました。
事務所を開業した時にFAXや固定電話さえ引かず、
最初からオンライン化を想定してツールやシステム機器を揃えていったことが良かったなと思います。
習い事の辞め時って難しくないですか?
こんな感じで色んな習い事に通っていた息子ですが、
どれも「楽しい」を前提にしているため、中々辞めるタイミングが見つかりませんでした。
高学年近くになってくると、それまで楽しくて通っていた習い事も学校の疲れや友達と遊ぶ楽しさを優先して、億劫になっている時も増えてきたようでした。
成長と共に学校も忙しくなりますし、親としては習い事を少し減らして余白の時間も作ったほうがいいのでは・・という考えも出てきます。
さらに欲をいうと、周りはどんどんガチな塾に通いだしたりして、
勉強面で遅れてしまわないか、自宅で勉強する時間を確保した方がいいんじゃないかと思ったりするわけです。
「嫌々行くようになったら、習い事の辞め時」と思って、息子には習い事を辞めることも提案したのですがやはり行ったら楽しいようで中々辞める決断ができないようでした。
結局は半年くらい考えて、続けてきた習い事をいくつか辞める、という決断をしました。
習い事が将来に結び付かないとしても
習い事は、その時間と空間を買っていると思っています。
将来役に立つとかつぶしが効くとかではなく、その時間子供が目を輝かせて楽しかった!と思えたらそれでOKだというのが我が家の考えです。
子どもが未就学児~低学年のうちって、結構なんにでも興味を持つし、すぐに目を輝かせて「やりたい!」と言い出します(たとえそれが一時的なものであっても)。
でも成長と共に自我が芽生えて、学校生活の中で自ずと自分の得意・不得意が意識させられるようになってからは、自信も失ったりして中々新しいことにチャレンジすることには億劫になってしまうようです。
だから今振り返って思うのは、伸び伸びやりたいことを素直にやり始められる時期って、未就学~低学年が黄金期なんだなということです(すみません、n=1の感想です)。
あの時、やりたい!という素直な気持ちに応えておいて良かったなと思います。
例えそれが将来に結び付かなくても、楽しいと思えた時間がこの子の何らかの資産になっていればいいなと思っているワ―ママ社労士でした。