saboro_ワ―ママ開業社会保険労務士

小さな社会保険労務士事務所を経営している30代後半女。 独立開業のシビアな出来事、今は…

saboro_ワ―ママ開業社会保険労務士

小さな社会保険労務士事務所を経営している30代後半女。 独立開業のシビアな出来事、今はもう小学生になった息子の育児との両立の悩み、色々ありましたが何とかここまで這ってきました。

最近の記事

  • 固定された記事

(30代で独立開業)子育てをしながら社会保険労務士事務所経営を軌道に乗せるまで

はじめまして。 小さな社会保険労務士事務所を経営している女性社労士です。 20代で社会保険労務士の世界に飛び込み、早12年。 【一般企業(3年)→勤務社労士(3年)→出産を経てパート勤務(3年)→独立開業(6年)】 バタバタと過ごしてきた12年でしたが、気付けば子どもも小学生になり私は30代後半になりました。 ようやくお仕事も軌道に乗り、スタッフを雇い、精神的・時間的な余裕がでてきました。 ここまで何とか這ってきましたが、「士業の開業」はワ―ママの働き方としてとてもい

    • 「社労士は片手間でできるほど甘い仕事じゃないぞ」問題

      私は小学生の子供を育てながら、自宅で開業している社労士ですが こんな私にも当然お客様がいます。 お金をいただく以上はお客様の利益になるよう、役に立てるよう気を配って仕事をしています。 私なりには制限のある時間の中、頭をフル回転させて仕事に気を回し 子どもにも気を回し、手を回し足を回し・・ と頑張っているつもりではあるのですが、とある社労士さんがこんなことをおっしゃっていました。 「社労士という仕事は片手間で出来るような甘い仕事ではない」その前後の文脈から、ワークライ

      • ワ―ママ開業社労士の「わたし りょうりできません」宣言

        小学生の息子を育てながら、自宅で開業している社会保険労務士の 一日のスケジュールをご紹介します。 先に言ってしまうと、私は家事レベルがかなり低いです。 ごはん、基本作りません(出来合いのものを買います)。 家事ではありませんが、外出やミーティングがなければ化粧もしません。 生活の中で私なりの優先順位をつけた結果、こんな感じで動いています。 自宅開業社労士の一日のタイムスケジュール自宅開業のメリットでも書きましたが、通勤の必要がないためすぐに仕事に切り替えられることで、家事

        • 社労士事務所勤務体験記

          経験を積むため、社労士事務所勤務へキャリア転換! 私は社会保険労務士として開業する前、一度社労士事務所に勤務した経験があります。 それまで人事畑で働いていた訳でもなく、未経験から即開業、ということはさすがにハードルが高いと感じたためです。 また当時は結婚したばかりで、いつ出産と子育てが始まるか分からない状況でしたので、出産後に仕事を探すとき、実務経験のある社労士としての方が再就職もしくは開業がしやすいかなという算段もありました。 結果だけ先に言うと、この判断は間違ってい

        • 固定された記事

        (30代で独立開業)子育てをしながら社会保険労務士事務所経営を軌道に乗せるまで

          開業するのにダブルライセンスは必要か

          ある資格を取得した後、「この資格も必要かな」「あった方が仕事になるかな」と思い、色んな資格勉強に走ることがあります。 今回は、社会保険労務士として独立開業する場合に、ダブルライセンスは必要かどうかを開業社労士の視点で解説します。 私も社労士以外にキャリアコンサルタントや産業カウンセラーなど、親和性のありそうな資格を取得してきました。 社労士×産業カウンセラー、社労士×キャリコン の掛け合わせで資格を持っている方は珍しくなく、身の回りだけでも数人がすぐに思い浮かびます。

          開業するのにダブルライセンスは必要か

          【社労士開業】ワ―ママ開業時の決意と準備

          開業時の心得社会保険労務士会に開業登録の書類を出したのが、6年前。 「ついに開業してしまった・・」という高揚する気持ちの裏で 開業当初から自分の営業スタイルとして決めていたことがありました。 ①価格競争に巻き込まれない ②身の丈にあったサイズ感でスタートする 私には当時まだ幼い子供がいましたので、 最初からフルスロットルでお仕事を開始するというよりは 子供の成長とともに、お仕事の幅も拡大していければと考えていました。 また、子供を預けてまで仕事をする以上、経費を使いす

          【社労士開業】ワ―ママ開業時の決意と準備

          ゆるく から バリバリまで ~開業社労士の働き方~

          社労士として開業するためには、各都道府県におかれた社会保険労務士会の名簿に登録する必要があります。 当然私も開業当初、県の社労士会で開業登録を行いました。 開業登録を行うと、入会オリエンテーションをきっかけにして社会保険労務士会の中の委員会活動に勧誘されたり、各支部で開催される例会や親睦会に声をかけられます。 人見知りが強い私は最初「最低限のお付き合い」と思っていましたが あれよあれよと委員会に入ったり飲み会に誘われたりで 結果、色んな社労士さんと知り合いになることが

          ゆるく から バリバリまで ~開業社労士の働き方~

          ワ―ママが開業社会保険労務士になるまで

          私の簡単な経歴 私は子供が4歳の時に税務署に開業届を提出し、個人事業主になりました。 少し私の経歴をお話すると、 ●新卒で一般の事業会社に就職→社労士試験に合格 ●社労士事務所に就職、その後出産で退職 ●出産後パート勤務開始 ●3年のパートを経て社労士事務所開業 とこんな感じで、正社員もパートも個人事業主も、一通り経験したことになります。 始めから「社労士になって開業する」という明確な目標があったわけではなく、 20代の早い段階で何となく資格を取得しておいたことが、結果

          ワ―ママが開業社会保険労務士になるまで

          自宅開業でよかったと思った話

          「通勤時間」がもったいないので自宅開業私は開業当初から「自宅開業」一択でした。 なぜなら通勤時間が必要ないから! 開業にあたって新しく事務所を借りる人も多いですし、 何となく事務所を持っていた方が「箔が付く」感じがしますよね。 私の場合は子供が1歳の時からパートに出ていて、電車で45分かけて通勤していましたので、「この通勤時間がなければもっと早く保育園にお迎えに行けるのに!」というもどかしい気持ちがありました。 通勤時間は、本当にもったいない。 最初は、箔とか見栄とか

          自宅開業でよかったと思った話