見出し画像

ワ―ママ開業社労士の「わたし りょうりできません」宣言

小学生の息子を育てながら、自宅で開業している社会保険労務士の
一日のスケジュールをご紹介します。

先に言ってしまうと、私は家事レベルがかなり低いです。
ごはん、基本作りません(出来合いのものを買います)。
家事ではありませんが、外出やミーティングがなければ化粧もしません。
生活の中で私なりの優先順位をつけた結果、こんな感じで動いています。


自宅開業社労士の一日のタイムスケジュール

7:30~ 子どもが小学校に登校、見送り
家事を済ませたらPCの電源をオンして仕事開始。
今日のスケジュール&TODOリスト、メールとラインの確認。

8:30~ 事務所用固定電話を受電設定し、事務所営業開始!

9:00~ 事務所スタッフ(在宅勤務)との打ち合わせを済ませ、給与計算や入退社手続など期日のあるものや、手早く片付く仕事を午前中に処理。

10:00~ だいたい午前の会議はこの時間から。
お客様へ訪問が入った場合は9時くらいから出発です(午後は基本、訪問は入れません)。

12:00~ 少し重めの仕事を片付けます(助成金、就業規則、賃金改定、研修資料作成、イレギュラーな事務処理等)。
だいたい朝から夕方まで、ひっきりなしにお客様やスタッフから電話やチャットが来るので、手元の仕事とお客様対応に追われているうちに時間が経っていきます。

15:15~16:00 子ども帰宅。いったん仕事を止めてお友達と遊ぶためのお菓子の用意。
子どもが遊んでいる間は、仕事再開です!

17:30~ 営業時間終了。子どもの習いごと送迎に出発。晩御飯の買い物

19:00~21:00 ごはんの用意、お風呂、片付け、子供は就寝

21:00~24:00 残りの仕事を片付けるか、仕事ない時はフリーな時間

自宅開業のメリットでも書きましたが、通勤の必要がないためすぐに仕事に切り替えられることで、家事や子供の面倒を合間合間に組み込むことができています。

また、8時頃から16時頃までは家で一人仕事に集中できるので、十分にはかどります(お昼ご飯は時間がもったいないので省略です)。

家事も最低限に絞っているので、それほど負担を感じることはありません(本当に最低限なので)。

夕ご飯づくりをあきらめた瞬間

こんな私でも、最初(パート勤めのころ)はきちんと夕ご飯を作っていました。
栄養と子供の好き嫌いを考えて、仕事の帰りの電車でレシピを確認し、冷蔵庫の中を思いめぐらしながらスーパーに行って、帰宅後バタバタと夕ご飯を準備。

そのころの育児ノートが残っていますが、よく頑張っていたと思います。

でも開業2年目からは本格的に忙しくなり夕ご飯づくりにうんざりしていた頃、ふとママ友に「夕ご飯作るの諦めようと思う」と漏らしたことがありました。
その時ママ友になんと返してもらったかは覚えていないのですが、「夕ご飯諦める」と言葉に出した瞬間吹っ切れてしまい、夕ご飯を出来あいのもので済ませることへの抵抗感がスッと軽くなったのです。

幸い周りには「お母さんが料理しないなんて」と忠告する人もいないので、栄養バランスに偏りのあることへの子供への謝罪の気持ちはそっと胸に抱きつつ、「わたし りょうり できません」と堂々宣言して今に至ります。


夫との家事分担

私には夫がいますが、結構ハードな職場なので帰りが遅いです。
なので、結婚した時から家事を分担という選択肢はあまり考えてきませんでした。

夫も私が忙しくしていることに理解をしてくれているので、夕ご飯を作らなくなっても何も言わず外で食べて(飲んで?)きてくれるので助かります。

平日はどんどん家が荒れていくので、掃除などは週末にまとめて行うことも多く、その間夫は子供を連れて外にいくか、遊んでいるかしてくれます。

私がお客様先に訪問するアポなどがずらせない時は、夫に習い事の送迎をお願いするなど、何とか協力して回している感じです。


子どもの用事はできるだけ全部自分がやりたい


子供の習い事の送迎や小学校の行事関係、お友達と、そのママ達とのお付き合いは嫌々やっているわけではありません。
どちらかというと喜んでやっています。

保育園の小さい椅子にお尻をねじ込み参加する保護者会
保育園に向かってダッシュしすぎて靴を何足ダメにしたか分からない通勤路
1時間近く立って背中が筋肉痛になった授業参観
旗を持つだけでその道のプロになった気になる旗振り当番
子ども同士遊ばせている間のママ友とのとりとめのない情報交換
上達した姿が見られる習い事の送迎

独立開業したのも、時間の融通をつけて働いているのも全ては子供の成長を近くで見るためです。

保育園の送迎などは本当に体力を削がれて大変でしたが、今となると懐かしい・・。

仕事が忙しく気持ちに余裕のない時ももちろんたくさんあるのですが、
学校から帰ってきた子どもの話を聴くのは楽しいものです。

12年前の思い切って社労士業界に飛び込んだ決断、
6年前に気持ちを奮い立たせて開業届を出した決断、
全てはこの働き方を実現させるためだったんだと答え合わせをしているようです。


今回は家庭のことをついツラツラ書き連ねてしまいましたが、
どなたかのご参考にでもなれば幸いです。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?