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[統合失調症] 昔の話と病気の話。

こんにちは。みるくです。
今日は、この間、部屋の掃除をしていると昔使っていた教科書やらなんやらが出てきて、昔のことを少し思い出したので、そのことについて書こうかと思います。

前に書いた記事にも載せていますが、私は三年前に統合失調症になり、今は障害者が働く職場で働いています。
↓こちらの記事↓

私の生い立ちを少し書かせてもらうと、両親は私が小さい頃に離婚しており、シングルマザーの子どもとして育てられました。
小さい頃にかかっていた小児科の先生にあこがれを抱いて、小さい頃から高校生くらいまでの将来の夢は小児科医でした。
しかし、高校の時に受験した大学は、医学部ではなく、他の医療系の大学を受験しました。当時担任の先生に、「お前に医学部なんて無理だ」と言われ続けたためです。
その時に受けた大学には合格したのですが、私は夢を諦めきれず、浪人を決意しました。
浪人中は、高校の時の担任のせいで、周りの受験生から「お前なんて無理だ」と思われているのではないかという妄想がひどくて、途中からあまり通えなくなりました。その時にすでに精神科を受診していましたが「適応障害か社交不安障害じゃないか」と言われ、抗不安薬を処方してもらうだけでした。

そして、浪人中も、医学部を受けられるようなテストの点数ではなかったので、違う分野の大学を受験し、落ちてしまい、一度勉強や受験から離れてみようということで、一年間働いていました。

そこで働いている職種の人にあこがれを抱き、私は医療系の専門学校を受験しました。その専門学校の実習中に、統合失調症を発症してしまい、ちょうどこの記事を書いている今日、2024年10月14日の三年前に一度目の精神科への入院を経験します。
そして、発症してから一年後に働こう、と私は決心をし、実際に2022年から障害者が働く職場で働いています。

ここで、昨日聴いてこの記事のアイデアが浮かんできた、フジファブリックさんの「タイムマシン」の歌詞を一部抜粋します。

「時が経ったら何か変わるかな 少しは偉くなるものなのかな
なりたかった大人になれたのか 悩む今日であります」

なりたかった大人になれたのか?そう自問すると答えはNOではあるし、想像していた未来とはかなり違ったものになったけれど、今の自分も悪くないなと、そういう風に昨日この曲を聴いて思ったのです。

さて、今回は、ちょうど病気になってから三年の年月が経ったことをきっかけに、昔のことも織り交ぜながら、過去を振り返ってみました。
なりたかった大人になれた人なんてこの世に何人くらいいるのでしょうね。
昔願っていた夢は、残念ながら叶わなかったけれど、健康で家族と仲良く暮らしていれば、それだけで十分幸せなんじゃないかと最近思います。
これからも、健康第一に、仕事や人間関係など、悩みは尽きませんが、頑張りたいなと思います。

長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう!
それでは。

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