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休めない。仕事中毒の話。愛情。
こんばんは。
今日もお疲れさまでした。
私は過集中してしまいます。
気付くと5時間、PCとにらめっこし続けることが年中あります。
頑張ると起こるのが、うつ症状とてんかん症状。
悲しくなったり、ふらふらしてまいます。
続けてしまう
vs
休まないと調子悪くなる
どちらを選ぶか、毎日悩んでいます。
休み方を知りたいです。
どう休んでいますか??
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ワーカーホリック(仕事中毒)
ワーカーホリックとは、常に仕事をしていないと落ち着かない状態のことを言います。
私の場合、どうやら「強烈な孤独」が関係してるようでした。
在宅ワークの影響もありますが、どちらかというと子どもの頃から抱いているものです。
3~10歳のころ、彼女はいい子でいようと必死でした。
「いい子だと、ままから褒めてもらえる。」
褒めてもらえると、とてもうれしくて、安心する。
褒めてもらう=愛情だと思っていたようです。
それほど愛情に枯渇していたようでした。
愛情をもらいない時には強いさみしさを抱えていました。
褒めてもらうには、優秀でなくてはいけない。
優秀な子になるためには、頑張らないといけない。
それでも、ママは一瞬しか褒めてくれません。
すこしでも多く愛情をもらうために、少しでもさみしさを感じないように、子どもの彼女は頑張り続けました。
彼女はおとなの年齢になりました。
しかし彼女が気付かないほど心の奥底には、いまだに寂しい気持ちがありました。
もはや頑張っていないと不安になってしまいます。
寂しさに襲われるのではないか、と。
寂しさは孤独になりました。
孤独はとても恐ろしいもので、少しでも油断すると、ひとりぼっち彼女の心を襲いました。
悲しくさせて、元気を失わせました。
孤独から逃げようと、彼女はさらに頑張りました。
必死になりすぎて、もはや彼女は疲れていても気付けなくなってしまいました。
お腹が空いても、トイレに行きたくても、身体が怠くても、気付きませんでした。
子どものときから頑張り続けていたので、休む方法を知りませんでした。
だから頑張ることしかできませんでした。
あるとき、彼女は壊れました。
なにも考えられなくなり、頑張ることが出来なくなりました。
そして孤独が襲ってきました。
彼女は逃げる方法が分かりませんでした。
だから頼ることにしました。
それはお酒です。
一瞬だけ、孤独に襲われていることを忘れさせてくれました。
ずっと忘れていたくなりました。
だからお酒を飲み続けました。
寝ている間も、孤独を忘れさせてくれました。
だから彼女は睡眠薬をのみ、夢のなかに逃げました。
数年後、男の人が声をかけてくれました。
その人と居ると、彼女はひとりぼっちではありません。
男の人は彼女をぎゅっと抱きしめました。
つよいさみしさを我慢していた気持ちが、大粒の涙となって彼女から溢れました。
男の人は毎日のように抱きしめてくれました。
でも抱きしめるのをやめたら、男の人は「またね」と言い、彼女を家まで送り届けました。涙は出なくなりました。
家につくと、彼女はふたたび孤独に襲われました。
ようやく、「自分は何かがおかしい」と思うようになりました。
いま彼女を苦しめている孤独は、かつてママに求めていた「愛情」が鬼のように変化したものだと考えました。
そして彼女はいままで、いろんな形で孤独から逃げていたことを知りました。
「頑張らないといけない」と無意識に思っていたことも、孤独から逃げる行為でした。
もちろん、お酒や睡眠薬を飲むことも。
悲しくなったり、何も考えられなくなったのも、孤独に襲われていた証拠でした。
彼女は孤独と闘うことにしました。
ママからもらえなかった「愛情」を、自分自身で与えることにしたのです。
同時に、ママを基準に行動するのをやめることも意味します。
つまり「自信」につながる。
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自分に愛情を与えるということは、彼女自身がなんらかの行動で自分を愛するということ。
なにより「与える」ということは、自分から何かをすること。
「頑張らないと」という自身の考えから、さみしさを隠してもらっていた。
お酒や睡眠薬から、さみしさから逃がしてもらっていた。
男の人と毎日いることで、さみしさから避けてもらっていた。
いつも、誰かに何かをしてもらおうとしていました。
「自分から何かをする」ことの反対の行動です。
いままでやってきたことのないことを始める。
それは彼女にとって、小さいことでも怖い事でした。
怖いと思うことを自らからはじめることを、勇気と呼ぶそうです。
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1.まずは自分が孤独に襲われている瞬間を見つけること。
悲しさや不安、そして寂しさ、を感じたとき。
2.物質や人から、孤独から逃がしてもらおうとしている状況を見つける。
誰かから寂しさを埋めてもらいたい。
スマホの世界に入りたい。(※)
自分のことを忘れて頑張り続けているとき。
3.今を忘れるため集中しつづけてしまう(※)
身体を気にすることよりも、行為を優先しているとき。
つまり受け身になっている状況。
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彼女は少しずつ、自分から何かをできるようになる練習をはじめました。
(受動的な行動の克服、積極的になる練習)
時間は掛かりそうですが、少なくともワークホリックは解決できるでしょう。
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この記事は「愛するということ」をもとに書きました。
※発達障害の症状として集中しすぎる症状がありますが、
発達障害と愛情不足は関係ない事を前提として書きます。
※スマホを使い続ける行為そのものが、逃げるという意図ではありません。
現実から逃げたい心理のもと、長時間使用をしてしまうことを書きました。