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好きなドラえもんアニメ放送回(大山のぶ代版)
前話に引き続き、ドラえもんに関する記事です。[前話:好きなドラえもん映画]
今回はドラえもんのアニメ放送のなかで、僕が好きな放送回(スペシャル回含む)ベスト5を紹介します。漫画は読んでおらず、アニメ放送もすべて見ているわけではないので、僕が見たなかで印象に残っている回、その中からのオススメです。また、声優が交代してからは見なくなったのでそれ以前の作品になります。ご了承ください。
5位
『ドラえもんの健康診断』
健康診断を渋るドラえもん。見兼ねたドラミちゃんが、のび太とミニドラに故障部位があれば修理するよう命じ、スモールライトで小さくして眠っているドラえもんの口から体内へ侵入させます。それを知ったドラえもんは「ドジなのび太くん」と「赤ちゃんみたいなミニドラ」が自分の体内に、ましてや修理をするなんていう状況に大変危機感を抱きます。
ハラハラ……ドキドキ……のび太とミニドラによるドラえもん体内の大冒険。人間でいう、胃袋、血液、免疫細胞など、不思議なドラえもんの体内。2人をさまざまな試練が襲いかかります。
ドラえもんと同様に、体内にいる2人をヒヤヒヤしながら見てしまう、そんなお話です。
そして、ミニドラはかわいい。
4位
『ドラえもんのガールフレンド』
未来の世界で、かつてドラえもんにガールフレンドがいたという事実を知ったのび太は「その子に会いに行こう」とドラえもんに提案します。ためらっていたドラえもんでしたが、かつてのガールフレンドとの再会を果たすため未来へと向かいます。さまざまな情報や道具を駆使してガールフレンドを探しますが、なかなか見つかりません。それでも諦めず捜索を続け、そして、ついにーー。
その結末は……
ちょっぴり切ない……いや、だいぶ切ないお話です。
3位
『走れのび太!ロボット裁判所』
ドラえもんが体調を崩し意識不明の重体に。その原因がのび太にあると判断した未来のロボットたちは「ドラえもんを働かせすぎの罪」で、のび太をロボット裁判にかけます。
のび太と、弁護人であるドラミちゃんは懸命に弁解します。しかし、検察の厳しい詰問や傍聴人たちの厳しい視線に、不利な状況に追い込まれていきます。
裁判の途中、ドラえもんがかなり危険な状態であることをのび太は知ります。すると、のび太は裁判所を脱走。ドラえもんに会うため病院へと向かいます。そこには……意識のないドラえもんが……。医者は首を横に振ります。
ドラえもんはーー。
そして、のび太の判決はーー。
2位
『逆成長グラス』
逆成長グラスというメガネ、それをかけると過去の姿を見ることができます。例えば、10年前に設定すれば、目にする人の10年前の姿を見ることができます。
のび太のパパのお話。
パパが子どもの頃、親しかったおばさまがいました。おばさまは実の子どものように少年パパを可愛がり、そんなおばさまのことが少年パパも大好きでした。少年パパは頻繁におばさまの自宅を訪れるようになります。
しかし、ある事件によって2人の関係に亀裂が入ります。その真相を確かめるため、のび太とドラえもんがタイムマシーンで過去へと向かいます。
その事件を目撃したのび太たち。その犯人は少年パパではありませんでしたが、おばさまは、少年パパが犯人だと決めつけ謝罪するよう求めます。少年パパは「自分が犯人ではない」と必死に弁明。しかし、おばさまに聞き入れてもらえず、少年パパは涙しながらその場を走り去ります。いっぽうで、おばさまも犯人が少年パパではないという事実を知り、後悔の念を抱きます。
それ以降、2人は再会も、和解することもないままーーおよそ30年。すっかり年老いたおばさまと、大人になったパパ。
時を越えた2人はーー。
そして、真犯人はまさかのーー。
番外①
『ミニドラ救助隊』
不具合で情緒がおかしくなり、怒り狂うドラえもん。食事中、何かが動く気配を感じたドラえもんはそれをネズミと勘違いします(実際は紙切れ)。ネズミを退治するために四次元ポケットから取り出した道具「地球破壊爆弾」。
地球破壊爆弾!?!?!?
のび太やママが必死に説得し、ことなきを得ます。
地球破壊爆弾……
そんな物がポケットの中に……。
えぇ、みなさん。
ドラえもんは、いつでも地球を滅ぼす術を持っているということを肝に銘じて、ドラえもんと接するようにして下さい。
番外②
『なんでも引き受け会社』
のび太が「ひみつ道具を使って金儲けをしよう」とドラえもんに話を持ちかけます。「絶対ダメ」ドラえもんは、のび太を非難します。それでも、のび太はスペアポケットを勝手に持ち出し「なんでも引き受け会社」を設立します。
未来の世界には、ある掟が存在します。
“ひみつ道具を金儲けのために利用すると
ドラえもんは未来へ強制送還される”
のび太はそれを知りません。ドラえもんは、のび太を食い止めようと必死に抵抗します。
欲張り過ぎると
大切なものを失うんですね。
1位
『ドラえもんに休日を』
毎日のんびり過ごしているように見えるドラえもんを、のび太が羨ましがります。しかし、ドラえもんは「のび太くんがいない間も、のび太くんがいじめられていないか、先生に怒られていないか、心配で心配で気が休まらない」と主張。そんなドラえもんの想いを知ったのび太は、「今度、1日僕のことは放っておいてミーちゃんとのんびりデートでもしてきなよ」とドラえもんに休日をプレゼント。
のび太の粋な計らいにドラえもんは喜びながらも、やはりのび太が心配。
「もし何かあったらこのボタンを押して、
助けにくるから」
と、のび太にボタンを預けてデートへ。
のび太は、
“絶対にこのボタンは押さない”
固く心に誓います。
しかし、そんなのび太にいくつもの苦難が訪れます……。
のび太がんばれ!!!!
見る側も力が入ります。
そして、最後の最後のシーン。
のび太の振る舞いと、のび太のひとことに、グッとなりましたね。
のび太……お前ってやつは……。
他にも『台風のフー子』『パパだって甘えんぼ』『森は呼んでいる』『タンポポ空をゆく』『独裁スイッチ』『ドラえもんだらけ』『さよならキー坊』『サンタメール』『ママのありがたみ』などなど、オススメの話はたくさんあります!
僕が知らない話もたくさんあるのでオススメあれば、ぜひ教えてください。
ドラえもんの雑学をひとつ
ドラえもんの誕生日は「2112年9月3日」
ドラえもん誕生まで100年切ってますね。
実際にドラえもんが存在するかはさておき、とりあえず日本の政治経済と政治家たちをどうにかしてください。お願いドラえもん。
ドラえもんでも無理かな。
あっ! 独裁スイッチで俺が……
なんてね。
大山のぶ代さんのドラえもんを見ると、タイムマシーンで子どもの頃の自分に戻ったような気持ちになります。
大山のぶ代さん、ありがとうございました。
安らかにお眠りください。
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