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【発達療育】文字が綺麗に書けない理由


はじめに

お子さんのことで
文字が綺麗に書けない!

と悩む親御さん多いんじゃないでしょうか?

放課後等デイサービスで働いていて
この悩みを持つ親御さんって結構多いです!

そして綺麗に書くように厳しく声掛けしているけど
なかなか改善しないんです!

と文字が綺麗になっていかないことに
悩む人が本当に多いです!

結論文字を書く練習を続けても
文字って実は綺麗になっていきません!

本当の原因の多くは
体幹の弱さ!!

ここにあります!
詳しく紹介していきますね😊

文字が綺麗に書けない本当の原因

先ほども言いましたが
文字が綺麗にならない理由は体幹の弱さが原因なことが多いです!

これはどういうことか??

体幹の弱さが原因

文字を書く際には指先に力を入れて
しっかりコントロールする必要があります!

この指先のコントロールをするために
体幹を強くする必要があります!

指先の力を上手に使うには
体幹→肩→腕→指先
と力が順番に伝わっていきます!

このスタート位置にある体幹がしっかりしてないと
指先まで十分な力が伝わらず文字も安定しません!

また体幹の弱さから姿勢も安定しないので
体がブレることで文字もブレブレになります!

これが大きな原因の1つです!

指先をコントロールするために力を発揮するために
体幹を整えて力を連動させていくイメージですね😊

空間認識力の未発達

もう一つ大きな原因があってそれは
空間認識力の未発達!

これもすごく大事です!

空間認識力とは
物の位置や形
距離感、大きさを正確に把握して
脳で処理して動作に反映する能力のこと

特に発達障害を持つ子供たちは
この能力が未発達なことが多いです!

この能力が低いことで
✅文字の配置やバランスがバラバラ
✅文字が不揃いになる
✅行全体が歪んでしまう
といった状況が起きています!

大人が思っている以上にノートの枠や線を
子供たちは認識できていないんです!

これを解決するためには
ビジョントレーニングのような目のトレーニングが必須です!

発達ピラミッドの観点から

最後に発達ピラミッドの考え方に触れておきます!

発達ピラミッドとは運動発達が基礎となってその上に
学習や認知の発達が積み上げられていくという考え方になります!
下の画像のようなイメージです!

文字を書くという行動は
ピラミッドのオレンジのあたりの能力になります!

つまり体幹や空間認識力といった基礎的な運動能力が
発達することで文字を書くなどの動作が
自然と上手になっていくんです!

この考えからも文字が汚い原因を根本的に改善するためには
まずは体幹や空間認識力といった
基礎的な運動能力を鍛えることが重要と言えますね!

体幹が強化され空間認識力が向上することで
子どもたちは自然ときれいな文字を書けるようになっていきます!

ちなみに体幹などのピラミッドの基礎を育てると
コミュニケーション力が上がったり
学習能力の向上にも繋がるので運動ってすごく大事です👏

最後に

子供の発達は困っていることに対して
その練習をしても改善しないことが多いです!

今回のように文字を綺麗にするために
体幹トレーニングが必要!

といったように全く違うアプローチで
改善することがかなり多いです!

今回紹介した発達ピラミッドのように
原因を遡ってどこをトレーニングすれば良いのか?

これを見つけ出せると子供達の成長は
一気に加速していきます😊

またよくある困りごとの原因と解決策
みたいな投稿をたくさんしていくので
楽しみにしていてくださいね!!

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