やりたいことを見つけるための6つのヒント
「やりたいことが分からない」
20代が終わるころ、看護師をしていた私は完全にバーンアウト。
子どもの頃からあこがれて、苦労してようやく看護師になれたのに。
ずっとこの道だけを目指してきたので
他に情熱を持てることも、やりたいと思えることもない!
何年も悩んで海外に自分探しに行ってみたりもしたのですが、結局答えが出たのは帰国して何年も経った後でした。
どうしてこんなに遠回りしてしまったのかな。
じつは、やりたいことを確実に見つけるためには、正しいやり方があったのです。
これを読んでいる人が、私のように遠回りをせず答えを見つけられるように、ヒントとなればいいなと思います。
自分を整える
まず一番大切なのは、自分の状態を整えることです。
心と体が健康ではないときに、いくら考え事をしても本当の答えは見つかりません。
私が自分のやりたいこと探しに必死だったとき、心も体もズタボロでした。
好きだった仕事を手放し、30才目前での失恋。
自律神経は乱れまくり、訳も分からない不安に襲われて、ひとりになると涙が出てくるような状態でした。
(もし今こんな状態の人がいたら、カウンセリングを受けてくださいね)
とにかく、何も持っていない自分のことを肯定できない時期でした。
本当は、生きているだけでいいはずなんです。
特別なものがなくたっていい。(本当はだれしも持っているのですが)
ただ、食べ物がおいしいと感じ、温かいブランケットにくるまれて安心し、湯船に浸かってホッとする。
そんな日々で、本当は十分だったはずなんです。
でもそう感じられるのも、自分が整っているからこそ。
みなさんは今、疲れていたりしませんか?
まずはしっかり休むこと!
それから、ようやく自分と向き合うことができるようになります。
好きなことを動詞でさがす
好きなことがありません。という人がいますが、
おそらく正しくは「仕事にできるほど、好きなことはありません」
という意味ではないでしょうか?
私もそう思っていました。
人より得意なこともなければ、特別な趣味もない、と思っていたのです。
そんな人は、好きなことを動詞で100個書いてみてください。
たとえば
文字をノートに書く
人の話を聞く
犬を撫でる
本を読む
洋楽を聴きながら踊る
などなど。100個書こうと思うと、細かく具体的に書けるはずです。
趣味ともいえないようなことでもオッケーです!
動詞で書く理由は、例えばマンガが好きだとして、読むのが好きなのか描くのが好きなのか、それとも人に好きなマンガの魅力を伝えるのが好きなのか、それぞれ違ってきますよね。
私は今コーチングを仕事にしています。
ここに辿り着いたのは、「人の話を聞くこと」「だれかの夢を応援すること」が好きだと気づいたからです。
人から良く褒められることは?
得意なことが、やりたいことである場合も多いです。
だけど、自分の得意なことって、案外自分では気づきにくいですよね。
人からよく褒められることはなんですか?
思い出してみてください。
どんな些細なことでもいいんですよ。
たとえば私だったら、
話を聴くのが得意でよく人から相談される。
どこへ転職しても接客態度を褒められる。
英語の発音を褒められる。
などがありました。
気づくとやってしまうことは?
たとえば、美味しいコーヒーの淹れ方にこだわってしまう。
人のファッションやメイクを観察してしまう
日常生活で使わないのに、英語の勉強方法について検索してしまう。
など。
じつは無意識のうちに気になっていることって、行動に現れていたりします。
他の人についアドバイスしたくなることや、伝えないまでも「私だったらもとこうするのにな」と思うことってないですか?
その視点って、あなたが特別に持っているもので、あなたの得意や興味につながっている可能性が高いです。
人に嫉妬してしまうことはどんなこと?
個人的に、これが一番わかりやすい「やりたいことの見つけ方」のヒントになると思っています。
あなたが他人に対して嫉妬したり、「いいなあ」とうらやましく感じることってなんですか?
たとえば、
海外に暮らしている人
ブランド品を当たり前に持っている人
写真を撮るのが上手な人
語学堪能な人
おしゃれな人
その感情は、「私も本当はやりたいのに」「私だってあの人みたいな人生を選べるはずだったのに」
という想いから来ています。
嫉妬心って、ない方がいいように思うかもしれませんが、あなたの本心を教えてくれている大切な存在なんですよね。
新しいことを学んでみる
ここまでで、少しでもやってみたいことは見つかりましたか?
それでも確信をもってこれだ!というものは、まだわからない。
という人は、ちょっとでも興味があるものを学んでみるのがおすすめです。
人間って、成長することに喜びを感じる生き物なんですよね。
新しいことを始めるとき、ワクワクしませんか?
そのワクワクする気持ちが、あなたを前へ進めてくれます。
まずはハードル低く、学ぶことから始めてみましょう。
本を一冊読んでみたり、今はYouTubeなんかでも無料でたくさんのことを学べますよね。
オンラインの講座なんかを受けてみるのも、楽しいと思います。
さいごに
それが人の役に立つか、仕事にしても成り立つかということは、最初はまず脇においておきましょう。
大事なのは、あなたがワクワクするかどうか、やってみたい!と思えるかどうかです。
まずは思いつくものにトライしてみませんか?
これだ!というものは行動するうちに見つかるはずです。
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