退院後は在宅酸素療法をしています。
常時酸素を吸わないと生活出来ない状態ではありませんが日によっては1日中苦しそうにしていたりもしています。酸素飽和度は安静時96前後、労作時91ぐらいに下がります。慢性の呼吸器疾患を持病で持たれてる場合は慣れてしまっていつもの苦しさが通常なのでそこからさらに苦しくなっても無理をしてしまいがちになると聞いています。そこで無理をすると心疾患を持っているので心臓に負担がかかってしまいます。
酸素を吸って欲しいのですが気にしすぎないでと言われてしまいます。
こまちはごく普通の生活を望んでいるので病気に関わる内容の話をされるのがとてもつらいんだと思います。
少しでも元気に長く生きて欲しいという思いから感染症予防や増悪因子の排除、心臓の負担になるような労作…こういったものを出来る限り減らしていこうと実行してきました。
地面に落とした物は拾わないでいい。拾うからとか言ってしまったりです。入院中に大掃除と家具の配置替え、高さ1m程度にこまちの日常生活で使用する物を集中させたりしていました。
こまちは一般的な人と比べ危機管理が非常に低いです。
かなり免疫力が低下している期間でも感染症対策はほぼしません。
それもあってさらに手洗い、マスクなどいろいろ言ってしまうのですが本人にとっては生きづらいですよね…
酸素も吸ってばかり言ってましたが吸ったら余計に苦しくなるとなかなか慣れてはくれません。
かなり苦しそうにしている場合は酸素を吸うかは聞きますが本人の決定を最優先しています。
今でも心の中では吸って欲しいなぁという思いは変わりません。
気持ちを尊重する事や可能な限り好きにしてもらう事はとても難しいです。
この2人の気持ちについてはまたの機会に書かせていただきます。