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私の勉強法と、それ以上に大事なもの

コンテスト初応募。コンテストは前から気になっていたので書いてみる。筆者は大学受験で旧帝大に合格し、TOEICで700点弱、基本情報技術者に合格したので、ある程度は参考になると思う。


教材を買う: 過去問集とテキスト

勉強に向けて、まずは教材を買おう。過去問とテキストが要る。

過去問集はどれも同じ

どんな勉強でも、試験があるからには過去問は必須である。
過去問が勉強の指針となる。どれくらい細かい知識が必要か、何が聞かれるかが書いてあるためである。

過去問集は中身がどれも同じなので迷わない。しかし、テキストは種類が多くて迷いがちである。

テキストは好きなものを

一般論としては、テキストは王道のものを使うのが安牌だろう。

しかし私は、目を通して好きだったテキストをおすすめする。理由は何点かある。

第一に、ある特定のテキストじゃないと受からないような試験は無いはずだから。
第二に、合格するには、勉強をやっていて苦痛がないことが最も大事だから。

楽しくないと、いずれ辛くなって放り出してしまう。いかにラクに楽しく勉強を進められるかで結果も決まるはずだ。

環境を整える: 場所、時間、計画

教材を買ったら早速取り組みたいが、まだである。場所と時間と計画を決めよう。

場所: 精神と時の部屋が理想的、だが……

場所は、教材と勉強机だけがある部屋が理想的だ。徹底的に「勉強をする」以外の行動を遠ざけるのだ。精神と時の部屋のような……。

だが、さすがに現実味が薄い。なので最低限、物が少ない部屋でやるべきだ。物があると、人間は想像以上に気が散る。物を減らせば、スペースも確保できる。

時間: タイミングと休憩法と、禁忌

勉強する時間には、3つアプローチがある。

1つ目は、朝にやること。1日のなかで最も頭が冴えていて、頭の中に余計なごみが溜まっていないから。

2つ目は、トリガーとなる行動を決めること。夕食を食べたらやるとか、入浴後にやるとか。終わりが決まっていて、日常的にやる行動とひもづけると良い。

3つ目は少し異なる角度からだが、家事や食事、入浴を勉強の休憩時間にすること。受験勉強の時は、食事や入浴を休憩時間として捉えてリフレッシュして、終わってから勉強に戻っていけた。

最後に、集中しないでダラダラやるくらいなら、短期集中でやった方が良い。時間の効率からも、記憶に残るかどうかの点からも、ダラダラやるのは禁忌だと私は考えている。
睡眠不足で進まないなら寝た方が良いし、何か他のことが気がかりなら、そちらを先に済ませた方が良い。とにかく気を散らせないのが大事なのだ。

計画: 試験日からの逆算

最後に、受ける試験の日程はどうであろうか。1ヶ月後か、3ヶ月後か、1年後かで、勉強の進め方は大幅に変わってくる。
私がよくやっているのは、試験日までに何をやれれば良いかを考えて、1日あたりに何をやれれば良いかに落とし込むことだ。

例えば、テキストを2周、過去問を5年分やりたくて、残り期間は3ヶ月とする。
テキストを1日何ページやって、一周したら過去問を2年分やって、テキストをもう一周後に過去問を3年分やる、というもの。
テキストを1日に何ページ進めるかは、テキストの総ページ数を、残り日数で割れば求められる。

分量が多すぎれば試験日を後ろにずらすなどの見直しが必要だし、分量が少なくなりすぎるなら、他の勉強も並行するのも良いかもしれない。

無理なくやれそうな計画が立てば、あとは続けるだけである。

最後に: 勉強において、やり方以上に大事なもの

これまでの成功体験から、勉強の方法論にはそれなりに持論がある。実際、本記事はここまでで1500文字程度になっている。

しかし私は、勉強のやり方以上に、勉強の目的が重要だと考えている。その勉強を何のためにやっているのかを、自分の中で明確にしておくことである。

いい大学に入るためなのか、仕事に必要なのか、あるいは趣味の自己満足なのか。そこに優劣はないが、これをはっきりさせないと、時間と労力の無駄になってしまう。

実際、私も基本情報技術者を取ったは良いが、趣味なのか何かに活かすのかがブレていて、宙ぶらりんになっている。

特にTwitter(現X)などでは勉強が無条件に良いものとされがちだが、なぜ貴方にとってその勉強が良いのかを確かめながら、人生を豊かにしていってほしい。

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