2020/05/08
起きた。今朝はコーンフレークみたいなやつ(昨日スーパーで買った)。牛乳をかけて食べる。オールブランだったかな。おいしかった。久しぶりに食べた。まず、牛乳そのものがおいしい。新鮮な牛乳を飲めることは幸せである。
昨日多く本を読んだので、手記に考えをまとめていた。思考フレームワークについてはいったん結論を出して、しばらくそれを運用してみる。多分に仮説思考的である。僕が考え事に集中しすぎていると、洗濯物がたまってきたり、自室が薄汚れてきたりする。危険なシグナルだ。週末は掃除を一通りしたいところだと思わせてくる。
開戦である。夏かよ。いくら人間が暦を勝手に区切っても、生き物は待ってくれない。実質もう夏の気候なら、蚊は夏のようなムーブをしてくる。僕も即応する。ここ数年、プシュッとすると半日、蚊の姿を見なくなるスプレーが功を奏しているので、今年も第一手はコレに決めた。あとは様子見だ。これも仮説を立てて検証するということだ。
ところで、僕は、数学をやっているわりに曖昧さに対する耐性がある方である。余談や文脈を知るのが好きで、自分でも「あの未解決問題はこのアプローチで解けるかも知れない」みたいな無責任なことを平気で言う。無責任と言っても、ただの予想(Conjecture)であって、正しいと主張しているわけではない。数学において予想と定理の間には、断崖絶壁がある。
そこで呆けていても仕方ないから、そこにあるべき橋を仮に想像し、少しずつ論理を組み立てる。当然、橋の建築のために必要な基礎的な技術は身につけるべきだ。しかしながら構想は、手元にある技術の利用可能性から離れて、自由に、遠方から予想周辺の景色を眺めつつ、行われたほうがよいと僕は考えている。自分の専門を捨てろとまでは言わないが、自分が持っている能力が証明にどれだけ寄与するかを公正に(detached)鑑みる態度は必要だ。
夕方にミーティング。技術の話だ。比較的若い人たちにたくさん質問を浴びながら、自分の見当を伝えるということをした。楽しい。結局、人生の中で一番楽しいのは交換ではないか。例えば、新しい技術潮流と古く堅牢な知見を対比検討すること。例えば、世代によって断絶した絶望的な人生観の違いを相互に理解すること。もっと素朴に、自分ができること(アルゴリズム的いいつけを守ること)を、自分が全くできないこと(人形を編むこと)に交換することも楽しい。
- 英単語 1000単語
- タケバキ 写経 1ページ
- ヒザ曲げ立位体前屈 2分
- 睡眠 2:00-9:30, 14:00-15:00 (8時間半)
昼寝するまで長く起きられている。いい調子ではないか。睡眠は何と交換しているのだろうか。そんなことを考えていると頭が冴えてくるから、これは明日のお昼に考えよう。
(2020/05/09 へ続く)