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『逆評定』の逆評定、逆評定評定

某京大学の全情弱の救世主、『教員教務逆評定』(確か)なる情報誌は、本当に信頼するに足るのかという疑問を持ったのは自分だけでないと信じたい。 学生だけが評価されるべき存在ではなく、教員側も学生の評価を受けるべきなのは確かであるが、更にその学生の評価の正当性も問われるべきではないか。 「大仏」だから安心して勉強を怠り単位を落としてしまったり、逆に「大鬼」であることを落単の原因として自分の努力不足の責任を教員に転嫁したりするのはいかがなものかと思う。また逆評定を鵜呑みにして、興

    • 地元アイデンティティについて

      「出身はどちらですか?」 全国から人が集まる大学に入学してから、友達が増える度、新たなコミュニティに入る度、必ずと言っていいほどそう尋ねられる。 出身、地元というのは、特に初対面における話のネタとして使いやすいかつお互いを知るために重要な情報である。 しかし、そう尋ねられる度に、何とも形容し難い苦痛に襲われるのは、自分だけだろうか。 母の実家がある福島の病院で生まれて、宮城で出生届を出し1年ほど過ごした後、父の転勤の為、高知、福岡、鹿児島でそれぞれ2、3年ずつ過ごした