【人気講師!】NFTのMint戦争に勝つためにどうすればいいか
先月から、NFTを含めweb3を横断した体系的な知識を身に付けるための「0からはじめる、web3実践講座」が、Shinwa ARTEX様主催で始まりました!
第7回目の講師は、DeFimans所属メンバーでweb3プロジェクトマネージャーの山崎朋征さん。STEPNをきっかけとしてweb3の世界に関心を抱き、GameFiやSocialFi系プロジェクトの支援に携わるなど、BCGに関する豊富な知見を持ち合わせます。
今回もそんな山崎さんから、講義の大枠をお聞きしました。
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こんにちは。今回のテーマは「NFTのMint戦争に勝つために」です。この記事では、ブロックチェーンのファイナリティ、ガス代、人気NFTのMint(以下、ミント)時に発生する「早押し」概念、そして早押し戦争の例として、Airdropの例について解説します。
ファイナリティとは、ブロックチェーン上で取引が確定的かつ不可逆であることを意味します。ブロックチェーン上の取引は不可逆であり、かつ、整合性がある形で確定します。
NFTのミント時には、ファイナリティが重要な役割を果たします。NFTの上限までミントされた状態にファイナリティが達すると、他の人がミントできない、というような形になります。逆に言うと、ファイナリティに達していない際には、NFTはまだミントが可能です。では、どのようにして、このファイナリティは決まっていくのでしょうか?その際に重要になるのがガス代という概念です。
ガス代は、ブロックチェーン上で取引を行う際に支払われる手数料です。Ethereumなどのプラットフォームでは、ベースフィーと優先フィーの2つの要素からなります。
ベースフィーは、ネットワークのトランザクション負荷に応じて調整される固定手数料です。一方、優先フィーは、マイナーへのインセンティブとして支払われる手数料であり、トランザクションの優先順位を決定します。NFTのミント時には、ガス代が競争力を左右する重要な要素となります。なぜなら、マイナーは、同時に来たトランザクションのうち、どれを先に通すかという選択を自由に行うことができます。なので、優先フィーが高いトランザクションを刻むインセンティブが存在します。
人気NFTのミント時には、多くのユーザーが一斉に取引を行おうとし、ブロックチェーン上での競争が激しくなります。このため、なるべく早くトランザクションを送る「早押し」と、そのトランザクションをなるべく早くファイナリティに達せさせるためのガス代、特に「優先フィー」が重要になります。
このように、NFTのミント戦争に勝つためには、ブロックチェーンのファイナリティやガス代の概念を理解し、早押し戦術やガス代最適化などの戦術を活用することが大切です。これらのポイントを押さえることで、NFTのミント戦争で成功を収めることができるでしょう。
今回の講座では、ブロックチェーンのファイナリティの仕組み、マイナーの仕組みなどを説明した後、実際のミント戦争で勝てるように、ガス代を上げたトランザクションを送る方法をお伝えしたいと思います。
(文:山崎氏)
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■講義内容
web3ビジネスをされる方はNFTの発行側の知識も必須です!最適にミントするプロセスを学び、ぜひ今後の事業に活用してください。
今後のキャリアでweb3を専門領域としたい、とお考えの方はぜひ下のURLから申し込みを急いでくださいね!
(講師:山崎、編集:いくら)
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