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「僕が愛したすべての君へ」読了【通勤時間エッセイ】

通勤電車にて、
「僕が愛したすべての君へ」乙野四方字
読了したので感想をしたためる!

「君愛」の後に読んだ感想です(ネタバレあり)

ヒロイン変わった!?
そう思うくらい、「君を愛したひとりの僕へ」のヒロインである栞が登場しません。
「栞」という名前は一度も出ていないんじゃないか、、、

「君愛」については激しくしおりに執着する主人公、暦の物語でした。しかも暦はひとつの並行世界の栞に執着していました。

一方「僕愛」は「君愛」との対比になっています。
至って普通(と言ったらあれだが、男女が恋愛結婚を経て老いていく過程)な主人公に様子が描かれます。
その過程を経て、「僕愛」のヒロインである和音の全ての可能性を愛するのです。

「君愛」「僕愛」どちらから読むべきか(読む順番)

ずばり僕は、
「君を愛したひとりの僕へ(君愛)」

「僕が愛したすべての君へ(僕愛)」

の順番をおすすめします!

「僕愛」を先に読んでもなんのこと?ってなってしまいそう。
「君愛」が少し後味悪いだけに、「僕愛」を後から読んでスッキリして欲しいです。
「君愛」の主人公には少し狂気を感じました、、

バッドエンド→トゥルーエンド

を読んだ気分になれます。
逆がいい!という人は逆に読んでみよう!

んじゃ!次の本も感想書くぞー!

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