23/04から職場が変わるばい
YOUはなんでソフトバンクに入ったと?
ソフトバンクとの出会いは、M1の夏インターン。アルバイトをほとんどしていない貧乏な熊本の大学院生だった自分は、給与がもらえる!という軽はずみな理由で、ソフトバンクでの4週間のインターンに参加することに。当時は携帯会社やん!とのイメージしかなかったが、多岐にわたる事業ドメインに驚きつつ、データ分析っぽいことをしたら評価され、そのまま面接→内定。それっぽい理由はつけていたけれど、確実に上京できるというポイントが、酒場放浪記に中1から憧れていた自分にとっては大きかった。実際には、コロナ前の新卒1年目に上野をマスターしつつ、明けでは中野を楽しめていて、たいへん感謝。就職後は、大学院で研究した「データマイニング」をビジネスの現場でガンガン使えればなと妄想しつつ、社内コミュニティを使っていずれはスポーツの世界に絡めると良いな〜とも考えていた。
実際はどうだったと?
インターン時代にもお世話になった方が課長を務めるチームへ新卒配属。ドメインとしては位置情報、ロールとしてはデータエンジニアに近い仕事をまるまる4年。1年目.全社・技術研修と自由にPoCや大学との共同研究、2年目.データ処理基盤の移行と全国うごき統計のリリース、3年目.新卒のエルダーとリクルータと運用業務と案件対応とクラウド移設トライアル×2とサキミルのリリースにともなう特徴量生成パイプラインの構築と社内副業(J.Score)の開始、4年目.春インターンのエルダーと新卒のエルダーとJ.Scoreにおける意思決定にむけたデータ分析とPayPay証券でのデータサイエンス施策の検証とモニタリング環境の移設とその他開発。データエンジニアリングの足がかり(とくにHadoopを使った)と、社内副業ではアナリストとサイエンティストっぽいタスクを与えてもらえて、転職の面接時はニュアンスで話すことが出来たので、その道で生きていくには良い4年間だった。周りも年齢的に近い人が多く、コミュニケーションにおけるストレスもほとんどないのもグッド。社内コミュニティでは、実際の仕事とはかけ離れたレイヤーのテーマに対するプレゼン作成・発表を通じて、視座を高く保てたのもたいへん大きかった。BKB(ばり感謝ばい)。ということで全く不満なし。くわえて、大企業の論理を知れたのもすごく有り難かった。リスクとリターンのバランス、組織に存在する人の種類とモチベーションの多様性などなど。
次はなんばすると?
転職活動を始めたのは12月あたりで、キッカケはプライベート要因の、仕事への考え方の変化がすべて。データエンジニアリングをつかって企業に内在する不合理を解消するというお仕事ができるよう、数社選考を受けながら、渋谷の緑色の企業でデータコンサルティングという、いままでの業務経験との文脈に沿いつつ、希望の仕事をすることに。年収も最高!というところから急転直下。社内コミュニティで出会ったCEOがやっているインシュアテックのベンチャーで、アプリケーションエンジニア(おもにバックエンド)として働くことに。もともとデータエンジニアなので、ガッツリとしたAPI設計・実装の業務経験はほとんどなく。いや、なんでなん?給料も下がるやろ?というコメントが湧いてきそうだが、センスとはタイミング。『困っているひとがいたら、どんなに小さい者だろうと、助けるのがヒーローだ』と最新作でアントマンが言っていたはず。どげんなるか分からんばってん、どげんかするたい。美意識を大切に夢へ向かって、一生懸命仕事をするという数年間にしてみるけん。つよい気持ちで!