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夫婦関係を良好にする理由

多くの場合、夫婦生活は初めて経験することばかり。

恋人や友人、兄弟や親子などの関係性とは違って上手くいかないことも多いです。

そもそも、夫婦関係を良好に保つことに疲れて諦めている方が多いかもしれません。

もしくは、お互いに一定の距離を保ちながら「見て見ぬふり」を繰り返し、何とか子供のために結婚生活を続けている方も多いでしょう。

今回は「そもそも夫婦関係を良好にする理由ってなんなの?」って部分に着目していきます。

夫婦関係は良好ですか?

「夫婦関係良好ですか?」と言った質問に対して、意外とポジティブな回答が多いもの。

「まずまず良好ですよ。」「ウチは比較的、仲が良いです。」などの意見が多い印象があります。

逆に「もうダメ!ウチは壊滅状態!」って答える方はなかなかいません。

ここだけ切り取ると「仲の良い夫婦が多い」という印象を受けるかもしれませんが、その割に離婚率が多いですよね?

実際のところはどうなんでしょうか?

ここで1つのグラフを紹介します。

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出典:夫婦関係の山場は結婚「15~35年」と「50年後」!? 「退職後の方が仲良し」と回答する男性が多かった一方で、 女性は「退職前の方が仲良し」が多数派に。

ここで注目して欲しいのが「とても良い」と「普通」の2つ。

新婚ホヤホヤ時期では「とても良い」が大半を占めていますが、20年以上経つと普通が半数近くを占めてきます。

今回は、この「夫婦関係が普通」の世帯に注目していきましょう。

「夫婦関係が普通」の世帯は1番あぶない!?

何とも偏見の強い見出しですが、普通と回答している夫婦が関係性として1番あぶないと言えます。

一見すると仲の悪い夫婦が1番あぶないようで、実は普通の夫婦に危機が潜んでいることも。

逆に「仲が悪い」と堂々と言えるのは、自身の気持ちを誤魔化さず表現しているので感情と向き合えているとも取れます。

普通と回答している夫婦に潜んでいる闇に迫ってみましょう。

普通の闇1:不満はあるが認めたくない

普通回答の中には「不満は持っているけど、それは自分の問題であり何とかしなければならない」と思っている夫婦も多いです。

不満の多くは相手に原因を置くことから始まるんですが、そこから冷静になってみると自分にも原因があると気づきますよね。

そこまではOKなんですが、心は納得せず正論だけで自分を誤魔化して終わらせがち。

不満の感情を解消せず論理的に考えすぎるのが、このケースになりやすいです。

普通の闇2:不満を持っていることに気づいていない

こっちは結構重症(笑)

我慢が上手になりすぎて、不満を持っていることすら気づかないパターンですね。

自覚がないので本人が気づかない内にストレスが溜まり、場合によっては体の症状として表れることもあります。

こうした状況に陥っている夫婦も、回答では普通と答えるケースが多いでしょう。

夫婦の不満を解消するには!?

不満は不安感から始まり、場合によって相手への怒りに変わります。

夫婦は日常から密接な関係にあるので、些細なきっかけで不安が膨らんでしまうことも多いですよね。

ここでは、夫婦の不満を解消させるコツを紹介します。

不満は自分だけで感じる

ちょっと意味が分からないかもしれませんが、不満を感じる時って心の中に相手を入れること多くないですか?

自分が不満を感じる原因になった時を思い出したりすると、登場人物として夫や妻が出てきます。

不満を感じる時には、誰も登場させず気持ちだけに集中するのがおすすめです。

自分以外の誰かを登場させてしまうと、不満はどんどん膨らむばかり。

自分だけで感じきれば、意外に早く不満解消したりします。

考えるのではなく感じる方にシフトする

中には我慢が上手になりすぎて、不満の自覚すらない場合があります。

・仕事に集中できない
・精神も体力も疲れやすい
・得体の知れない不安感がある

僕の知る限りでは、自覚のないケースでは上記の特徴が見られることが多いです。

この場合には、何でも頭で理解しようとせず感じる方向にシフトさせるのがおすすめ。

左脳で思考を巡らせるのではなく、右脳で感じるってイメージですね。

例えば、ちょっとした問題や事象が起きた場合、それを解決させる方向に考えるとします。

この時、自分の感情を見てあげてください。

実はハラハラして焦ったりしていないでしょうか?

こうした感情を普段から無視しているのであれば、心の中をじっくり見てあげることが重要です。

無理に落ち着かせようとしないことも大切ですよ。

夫婦関係を良好にする理由

そもそも夫婦関係を良くする必要性ってなんでしょうか?

子供のために?世間体?お互いの親のため?

多くの方は「自分のため」とは答えないし、そのような認識を持っていません。

でもズバリ!断言します!

夫婦関係は「自分のために」良好にする必要があるんです。

もっと言うなら、良好にした方が家庭内はだけでなく社会的にも成功します。

それが「夫婦関係を良好にする理由」です。

夫婦関係の改善は自分のためになる

夫婦関係を良くすることが、どうして自分のためになるのでしょうか?

それは、人間関係において夫婦関係ほど重要な要素が含まれている関係はないからです。

例えば、自分の奥さんや旦那さんにイラッときたりケンカになったりしますよね。

この瞬間のマインドコントロールは、社会における重要な人間関係に大きく影響します。

全くケンカしない夫婦もあるでしょうが、上記のグラフを見る限り大半は「とても良い」ではないんです。

つまり「とても良い」以外は、夫婦関係において何かしらの不安要素がある証拠。

この不安要素の中にこそ、人間関係で非常に重要な「タネ」が隠されています。

夫婦関係の改善は未来のためになる

もう一つは、言うまでもなく子供たちのためです。

当たり前ですが、子供は将来大人になるので社会を作っていく人たちになるわけです。

つまり夫婦関係の改善は、良い未来に向けた取り組みになるので、明るい未来を望むのであれば改善するに越したことはありません。

夫婦関係の改善は自分から

今回は、夫婦関係について「一見普通の夫婦」という少し変わったアプローチから考察してみました。

明確に「関係は良くない」と認識している方が、今の状況を理解しているので自覚がない状態よりも健全であると言えます。

特に問題はないが、何か薄いモヤがかかっているような日常を感じている方は、自身を見つめることを意識した方が良いかもしれません。

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