設定した前提に気づく
常に攻撃されている前提の世界で生きていた
この前提を持っていることに気づいていない
いや、本当は気づいている
気づいていないフリをしている
何故なら、こんな前提もっていても前に進めないから
だから持っていないことにして、前に進んでいく
これが、いわゆる前向きに生きることだった
そして、この活動が息をするようにできるようになってきた
しかし、体は正直だ
いくら器用に頭で押さえつけても、誤魔化せない
肌は荒れるし、人の話は聞けないし、性格は捻くれる一方
無闇に怒り、明るい何かがないか常に探し求める
さて、体は無理をしていることが明白だ
しかし、当該活動が根付いていまったがために、何が原因なのか分からない
このレベルになると、リラックスして自分と向き合うのも困難だ
ただし、困難だが無理ではない
例えば、何でもない日常でも自分の中がモヤモヤしているしてことに気づく
これを放置してはならない
必ずキャッチする
最初は、これがかなり面倒で苦しい
この取り組みをやって気づいたことがある
それは、どこかで「当然、他の人たちも自分と同じ苦しみを抱えている」と思い込んでいたことだ
当然そんなことはない
むしろ少ないかもしれない
視野が狭いとは、まさにこのこと
しかし、前提や思い込みを持っていることに気づかないのだ
私は自分のことを、自由な発想で柔らかい頭の持ち主としていた
滑稽な話だ