成功哲学の本って良く見ると無責任ちゃうか?って話
みんな大好き成功哲学に関する書籍やネット記事コンテンツ、そしてYoutube動画コンテンツ。
もう、ふやけるほど情報のお風呂に浸かったことでしょう。
今回、そんな素晴らしい書籍やコンテンツから得られる情報の数々に対して、唾を吐きかけるようなことを書こうと思います。
成功哲学に関する情報は素晴らしい
いわゆる成功哲学と称される、目から鱗のノウハウやメソッドの数々。
多くの人々は、明るい未来を描きながら自ら進んで知識を得てきたことでしょう。
素晴らしい教えに触れた瞬間は爆上がりになってしまい、誰かにシェア(自慢)をしたくなるものです。
成功哲学には、自分では想像もつかない新たな価値観が眠っていると言っても過言ではありません。
理解して行動すれば、こんな自分でも成功できるんだ!って本気で思っちゃいます。
しかも成功までの道のりも超具体的なので、頭の良し悪し関係なく実行できるものばかりです。
さて、実践してみよう!ってあれ?ここってどうすんの!?
(さぁやるぞ!成功哲学の本に書いていることを実践して金持ちになるんだぁ!って意気込んだはいいけど、あれ?何も変わらないぞ?)
(いやいや、これは自分が甘いのだ!もっとシビアにやれば芽が出るのだ!)
(あれあれ?何かしんどいぞ?精神的にヤバめだぞ?おかしいな…)
確かに書いてる通りに行動すれば、成功できると分かっているのに何故か実現しない。
こんな経験ってないですか?
そうだ!成功哲学の本Bも読んでみよう!
(たった一冊読んだだけでは変わらないのだ!)
(成功哲学の本を読んだのに何故できなかったのか?その答えを教えてくれるのが、この「成功哲学の本B」だ。)
(これさえあれば自分の壁を壊せる!そして行動できる自分になるはずだ!)
(ふむふむ、成功哲学の本を読んでも行動できないのには理由があると…)
(はぁーなるほど、そう言うことなのか。理由が分かってきたぞ!)
(次のページには、どうすれば良いか?が載っているはず!さぁページをめくってみよう!)
そこには、こう書かれています。
『自分を変えなければならない』
(いや、だから!!)
おい、成功哲学よ!痒い箇所の周囲ばっか責めてんちゃうぞ!
結局、成功哲学の本って最後の最後は無責任なんです。
行動できないから悩んでいるのであって、方法を何パターン教えてもらったところで結果は同じ。
行動できるようになるための本を読んでも、突き詰めれば「今までの自分から脱却しない限り」は変化しないんです。
「じゃあ脱却する方法は?」と色々探したところで、誰も教えてはくれません。
メソッドと呼ばれることを再現しても、その意味合いが理解できなければ実ることもないでしょう。
結局、背中の1番痒いところの周囲をきれいに掻いてくれるのが、成功哲学の本であると言えます。
え?何してもあかんやん!自分死ぬしかないん!?
そう、何をしてもダメです。
でも、死ぬことは考えないでください。
思いっきり生きることが成功への鍵!
実は成功への道というのは、成功者でも正しく言語化することはできていません。
成功哲学の内容は、作者や監修者が通った道を記しているだけなので、それがきれいに当てはまる保証はないんです。
それぞれ十人十色の成功ロードを持っていると表現できるし、そもそも「成功」の言葉に踊らされているとも言えます。
人生の根本は幸せに生きること。
じゃあ幸せの定義は?と自分に問いかけることが、強いて表現するとして「成功」になるのかもしれません。
つまり、この記事でアンサーは出ないと言うことです。
(だって筆者が出てないんだもの)
いやいや、納得出来へんぞ!それでわ!!
答えを知りたくて記事を読んでくださっている方を思えば、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
絶対、納得できないでしょう。
前述のとおり、成功への道は個人によって違うので「これだ!」と言うものには当たりません。
お金のかからないギャンブルや宝くじと一緒です。
ただ、ここで紹介したロジックを理解した上で、幸せを手に取るアンテナを張っていけば必ずたどり着ける境地だと筆者は信じています。
その時は、言葉の不自由さにも気づくだろうし、今までの自がどれだけ窮屈だったかにも気づくはずです。
だから筆者は今後も記事コンテンツを使って、色んなバリエーションの「それら」を発信していこうと思います。
もし、当てはまる「それ」を見つけたら、すかさず自分の糧にして改めて成功哲学の本を読んでみてください。