![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/12780748/rectangle_large_type_2_52e8a1197685a04863857a4886847e83.jpeg?width=1200)
【現存せず】有楽町と新橋の間、東海道新幹線ガード下に残る誰も通らない謎の通路「西銀座JRセンター」を歩く※追記アリ
当記事は2009年に東京都千代田区にある「西銀座JRセンター」を訪問した時のレポートを加筆修正、未掲載写真を増量した上で再公開しているものです。現在は高架下全体がリニューアルされ、新しい商業施設に生まれ変わっているため、もう見られない風景になっております。ご注意下さい。
神田、東京駅、有楽町、新橋…山手線東側のこの四駅間を通るガード下には「戦後の空間」が息づいている。JR有楽町駅と新橋駅の間に不気味なガード下通路があるという話を聞きつけてやってきた我々取材班。東京広しと言えども、謎のガード下通路というジャンルではこの「西銀座JRセンター」に勝る存在はないだろう。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/12780624/picture_pc_cc5e7b98d99d3306ce034f7a65953295.jpg?width=1200)
ここは一部のマニアにはよく知られている所らしいが、その存在意義自体が不明で本当にマイナーな「謎の通路」であるということを現地を見て改めて実感した。なにせ東京を代表する超々一等地であるはずの銀座・有楽町の一角に存在する「謎の通路」なのである。東海道新幹線ガード下の「新橋方面近道」「西銀座JRセンター」と書かれた看板が目印だ。ちょっとした“非日常感・高級感”を求めて“銀ブラ”にやってくる方々の目にも、恐らく止まる事もない。
ここから先は
5,092字
/
34画像
¥ 250
引き続き当編集部の事業収益が芳しくなく、取材活動に制限が掛かっている状況ではありますが、編集部長逢阪の命ある限り執筆を止める事はございません。読者の皆様からの応援が当編集部にとって心強い励みになります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。