パクリキュレーションサイト全盛の今、個人のネット系ライターがこの先生きのこるためには

あまり普段から自覚はしておりませんが、敢えて「ネット系ライター」という呼び方をするのならば古参組に入ってしまうかも知れません、逢阪です。

ところで最近のネットはことごとく「大衆化」が進んでおりまして、ネット黎明期の2000年代を知る人間からすれば十年一昔どころか石器時代から現在までタイムマシーンに乗ってすっ飛んできたかのような口淫…いや光陰矢の如しといった状況を見せておる訳ですが、アホでもド底辺でも生活保護受給者でも一人一台スマホを持つ時代になるという事はそういう社会が来ましたよという事でありまして、これはもう不可逆的であり、誰しもが甘受するしかない社会なのであります。

こんな中で最近ブイブイ言わせまくっているのが「キュレーションサイト」という、他人の記事を第三者が勝手にまとめて、あわよくばアクセスとアフィ収入を横取りするという失礼極まりないジャンルのサイトが急成長している事です。

ここから先は

3,095字

¥ 200

引き続き当編集部の事業収益が芳しくなく、取材活動に制限が掛かっている状況ではありますが、編集部長逢阪の命ある限り執筆を止める事はございません。読者の皆様からの応援が当編集部にとって心強い励みになります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。