【震災から28年】チャリティの精神が息づく神戸の街に蠢く貧困ビジネス…逮捕されたNPO法人代表牧師の教会がある街「六甲道」を散歩する
新年あけましておめでとうございます、と挨拶するまでもなく、2023年1月もはや半分が過ぎ去っていった。正月気分も否応なしに抜けていくこの時期に関西のローカルニュースでは毎年恒例となっている「阪神・淡路大震災」がらみの話題が続々と報じられる。「1.17」から今年で28年…また神戸の街はしめやかな空気に包まれ、市役所横の東遊園地で竹灯籠に明かりが灯される。
それで今回やってきたのがJR神戸線の「六甲道駅」…神戸市灘区に属し三宮からも程近い一方、大阪への通勤客も非常に多く、徒歩圏には阪神本線や阪急神戸線が並走する、典型的なベッドタウンの様相を呈する街。ちょっと最近ネット上で騒がしくなっている、とある案件に関してこの街を訪れる用事があった。
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