2025年大阪万博開催決定で脅かされる大阪名物「スーパー玉出」と「飛田新地」
大阪人にとっては日産のカルロス・ゴーン逮捕よりもある意味強い衝撃が走ったであろう「スーパー玉出創業者逮捕」のニュース。
昭和53(1978)年にスーパー玉出を創業した前田託次氏(74)が、自社で土地建物を所有している飛田新地の料亭を売春目的であることを知りながら暴力団幹部に貸し、賃料収入を得ていたということで「組織犯罪処罰法違反」(犯罪収益収受)の容疑で大阪府警に逮捕されたという一報は、確かに衝撃的な出来事だったのかも知れないが、その傍らで「やっぱりあの社長は反社会的勢力と繋がっていたのね」との声も聞こえてくる。
良くも悪くも大阪(というか西成区)の二大裏名物としてその座を確固たるものとしている「スーパー玉出」と「飛田新地」がよもやこんな形で繋がるとは…と思う次第であるが、この件も起こるべくして起きた出来事なのである。大阪の闇や薄汚い部分を熟知している当編集部としても、今回の逮捕劇には思いあたることも多い。この場を借りて、そんなスーパー玉出と飛田新地について語ってみようと思うのが今回の記事の趣旨である。
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