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【大阪の商店街】大阪ベイエリアに昭和の残骸、激寂れアーケード「繁栄商店街&南市岡11番街」を訪ねる

前回の記事で「大阪市港区南市岡」にある「瓦問屋街」の話を書いた。昭和の初めに尻無川沿いに移転した瓦問屋の瓦揚げ場と古びた倉庫が連なる特殊な町並み、なかなか他では見られない場所である。

昭和、平成、令和と時代が変わっていくたび人々の生活様式も変わる。瓦屋根を葺いた家屋は昔ほどポピュラーではなくなった。それで実際は瓦問屋も屋根工事業にシフトしているというような現実を見たわけですが、この南市岡には同じように時代に立ち遅れてどうにもならなくなった激寂れアーケード街がございまして…

あなたは知っているか「南市岡11番街」を…

みなと通り・国道43号線が交差する市岡元町三丁目交差点の南東角にある「南市岡11番街」…見た目にも恐ろしいくらいに昭和の佇まいがそのまま残された一画である。厳密には隣接するアーケード街「繁栄商店街」に付属する商店街ということになる。最寄り駅は地下鉄中央線およびJR大阪環状線弁天町駅。

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