【失われた人権文化遺産】奈良県桜井市「大福」にある“石川さんをかえせ”モザイクタイル画を見に来た
今回やってきたのは「奈良県桜井市」…奈良盆地の南東側、中和地域に属し、日本最古の神社の一つとされる「大神(おおみわ)神社」をはじめ長谷寺など有名寺社を数多く抱え、三輪素麺が地場産業。市内には近鉄大阪線、JR桜井線(万葉まほろば線)が走り、桜井駅から近鉄電車で片道40分そこそこで大阪市内に行ける。
しかし大阪のベッドタウンとして…という趣きはあまり漂ってこない。ここからさらに離れた三重県名張市の桔梗が丘みたく大規模なニュータウンが開発されているわけでもないし(せいぜい朝倉台くらいですかね…)、人口も五万人台。地味な街と言ってしまえばそれまでだが、この街にも隠れた名所というものがある。
桜井市の中心市街地がある近鉄・JR桜井駅から近鉄大阪線で一つ手前のところに準急と普通電車しか止まらない「大福」というローカルな駅がある。随分縁起の良さげな地名であるが、特に駅前に出てきたところで美味しそうな大福餅を売っている和菓子屋があるわけでもなく、ほぼ無人状態の駅前広場があるだけ。しかしこの場所にこそ今回の目的地がある。それは何かと申しますとですね…
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