【刃傷の街大阪】女子大生殺害事件で話題沸騰の大阪府大東市「住道」はどんな街なのか【JR片町線】
今年のゴールデンウィークもコロナウイルスのせいで丸々潰された感じになっていて観光業界や飲食関係の方々はさぞかし落胆している事だろうが、それは当方も同じである。変異株によるコロナ第四波の感染拡大が収まらない中で緊急事態宣言が再発出され、首都圏と関西においては“不要不急の外出”をする事もできず、こちらもまともに取材活動もできやしない。本当に勘弁して欲しい。
だが、そんな大変な時期に大阪府大東市では物騒な事件が起きていた。2021年4月28日早朝、大東市谷川のワンルームマンションの一室で女性の悲鳴が響き渡った。近隣住民の通報を受けて警察が駆けつけるとその部屋では20代の若い女性が無残な刺殺体となっていて、さらに同じタイミングで階下の一室で火災が起きて、そこでも40代の男性が倒れており、救急搬送後に死亡した。
まだ事件発生から日が浅い事もあって現状の報道内容からしてもその全容が見えてこないので何とも言えない部分もあるのだが、そのマンションがある場所の最寄り駅はJR片町線(学研都市線)の「住道駅」だ。京橋から快速電車に乗れば片道10分で来られる、よくある大阪の郊外の品のない下町の一つかと思える場所だが、殺害された女性は大東市内にキャンパスがある「大阪産業大学」の学生で、実は学生街としての一面も持ち合わせている。
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