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【岐阜の昭和遺産】いい歳こいた大人が「養老ランド」に出向いて童心に帰ってはしゃいできた話【養老郡養老町】
早いもので“令和”に改元されてもう五年経とうとしている。昭和生まれのオッサン世代が「昭和は遠くになりにけり」とオノレの身の老化を実感しながらボソボソ愚痴を吐く回数が増え、なんだか歳の経つ速さも加速度的に勢いづいてくる。40代、50代、60代…あっという間に過ぎてゆく無常の時…こういうのって「ジャネーの法則」って言うそうなんですけど、つまりそういう事なんジャネーの?!
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さて、そんな中年老年もいいところの“昭和生まれ”がもれなく童心に帰れる場所があるというので、我々は遠路はるばる岐阜県は西濃地方の「養老郡養老町」というところまで足を運んできた。大垣市と、平成の大合併で同市の飛び地状態になった旧上石津町に挟まれた位置にあり、町内に名神高速道路が通っていたり、近鉄養老線改め養老鉄道が走っている、ちょっと辺鄙な感じもあるこの町に来ると、どうしても「食肉の町」というイメージ一辺倒で焼肉街道なんかで肉買って帰ったりしがちなんですけれども…
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