【色街探訪】日本一恥ずかしい県庁所在地の駅前選手権ナンバーワン!岐阜県岐阜市・JR岐阜駅前の特殊お風呂屋さん地帯「金津園」は今
少子高齢社会の日本の労働力は移民頼りになっていて、この国に生きる純日本人はみるみるその数を減らしている。少子化だけが問題ではない。日本男児の“草食化”もまた顕著だ。人間の三大欲求の一つがスッポリと抜け落ちてしまい、30歳過ぎてもチェリーボーイ(死語)で魔法使いにジョブチェンジなんてのもザラ。カノジョ探しなど面倒なだけ、就職活動に失敗して正業にも就けなくなると収入も低いままで、とても結婚や育児にまで辿り着けない男も数多い。
事態は想像以上に深刻である。男女問わず、自分の身を立てることだけで精一杯。このままだと日本人は本当に滅びてしまうのではないかという危惧さえある。ニッポンの男はこの“失われた30年”とやらで、どこまで“去勢”されてしまったのだろうか…
そこで今回やってきたのは「岐阜県岐阜市」だ。もはや名古屋の衛星都市に成り下がり、かつて繊維産業が盛んだった時代の街の求心力が失われ、駅前にタワマンがいくつも建っている一方、柳ケ瀬商店街など中心市街地がめっきり寂れ果てて、岐阜高島屋も今年7月で閉店…などと暗い話題ばかり。
しかしこの街には織田信長公ゆかりの岐阜城が金華山の上にそびえ立ち、岐阜駅前にはナゴヤ文化圏臭丸出しな“黄金の信長像”がふんぞり返る。東海地方の紳士諸君はオノレの“男を上げる”ためにこの岐阜の地に足を踏み入れる。昭和の時代から脈々と続く、そう、岐阜駅裏の“アノ場所”に…
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