見出し画像

のりピーも別荘を持ってた関東唯一の避暑地!千葉県外房「勝浦市」は“住みたい街”になれるか

地球温暖化のせいか何か知らんが、どうも今年2022年も異常気象に悩まされそうだ。関東から九州にかけて記録的に早い「梅雨明け」発表が行われ、まだ6月中というのに連日最高気温35度超えの酷暑日が続いている。これだけ極端な気候に見舞われると心身にも異常を来すに留まらず、野菜の高騰や電力の逼迫など様々なデメリットを引き起こしかねない。コロナ禍もあって人口過密状態の首都圏での生活に見切りをつけて郊外に移住する人間も増える昨今だが、これだけクソ暑い夏が前提ともなると、今後は夏の気候が穏やかな地域を選ぶことにもなる。

首都圏の人間であればまず思い起こすのが長野県軽井沢町だとか山梨県北杜市だとかの、東京から高速道路で2時間掛ければ行ける高原リゾートである。標高1000メートル超えの環境では確かに夏の酷暑からは解放されるのだろうが、これらの地域はあまりに山深過ぎて周りに何もないし、特に軽井沢の別荘なんて一般庶民には到底手に届くはずもない。そもそも観光客も多すぎて鬱陶しいし、年中住むとなると冬の寒さは堪える。却下だ。

最高気温が30度を超える事が少ない!涼しいぞ「勝浦市」

しかし関東にはあまり知られていない“隠れた避暑地”として注目されている場所がある。山ではない。海に行くのだ…しかもそこは千葉県の房総半島。外房にある勝浦市…東京からはクルマでアクアラインを経由して1時間40分、電車であれば東京駅京葉線ホームから出ている「わかしお」に乗って1時間半。真夏でも最高気温が35度を超える「猛暑日」を記録した事が一度もない街は関東広しと言えども、この勝浦しかない。

ここから先は

5,121字 / 27画像

¥ 290

引き続き当編集部の事業収益が芳しくなく、取材活動に制限が掛かっている状況ではありますが、編集部長逢阪の命ある限り執筆を止める事はございません。読者の皆様からの応援が当編集部にとって心強い励みになります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。