【梅田一極集中】これは令和最新版“アリバイ横丁”か?!JR大阪駅前に爆誕した「KITTE大阪」と「イノゲート大阪」を見物する
ニッポンの都市圏の話をすると“東京一極集中”なんてことははるか昔から言われ続けているようなもので、今更過ぎる。それはともかくとして、関西の中だけで考えるとここ近年は急激な“梅田一極集中”が起きているのではないかという声も大きい。やはり現在進行中の“うめきた”再開発が過去に例のないインパクトで、これが一段落した頃には関西都市圏としてのヒエラルキーは大阪の梅田を唯一の頂点として、他の地域は二番手三番手に甘んじるどころか、没落の危機すら迎えるのではないのかとすら思える。
そんなわけでJR大阪駅前へ。明治7(1874)年に初代大阪駅が開業してちょうど150年の節目となる、日本第二の都市の玄関口。時代は令和となり、その都市開発のホットスポットはJR大阪駅の西側に集中している。特に今年2024年7月に開業した二つの大型商業ビルが熱視線を浴びている。“うめきた”再開発の総仕上げとなる「グラングリーン大阪」の前座とも言える立ち位置ではあるが、ちょっと気になったので我々も足を運んでみた。
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