【グエンもいるよ】存在自体がブルース!県庁所在地の駅前一等地が激渋昭和遺産と化したJR岐阜駅前の繊維問屋街「問屋町」を歩く
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首都圏と関西の二大都市圏に挟まれながらもいまいち存在感を発揮できずにいる東海地方三県。つまり“愛知・岐阜・三重”のことですけれども、他所から観光客がこぞって来るというよりはもっぱら働いて住むための土地となっているのは昔からの話である。それでも愛知は自動車産業も第一次産業も強いし名古屋都市圏の中心だし、三重には天下の伊勢神宮がある。じゃあ岐阜は?となるが、東海地方以外の人間にはそもそもどこにある県かすら理解されていなかったりする。そういう意味では北関東三県並みに“不遇の県”かも知れない。
名古屋駅からJR東海道本線で約20分、岐阜県の県庁所在地「岐阜駅」で降りると、そこは東海地方随一の40万都市である岐阜市の玄関口。立派にタワーマンションまでそびえている駅前風景が現れる。しかし相当以前から地場産業となる繊維・アパレル関連産業が衰退しており、もはや名古屋のベッドタウンとしての存在感しかなくなってしまっている。駅裏に回れば東海随一の夜の街「金津園」も健在。まあなんというか、うらびれた街という印象しかない。
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