【港区】観光地になり損ねた大阪港の残念スポット「赤レンガ倉庫」と「中央突堤」
大阪港・天保山と言えば「天保山ハーバービレッジ」「海遊館」としか連想できない、脳内の引き出しが“るるぶ片手に”なっている方々が多い中で、大阪の海の玄関口として長らく栄えていた歴史の痕跡とも呼べる場所があちこち見捨てられて可哀想な目に遭っている。そんな場所を巡るのが今回のレポである。
まずやってきたのは、地下鉄大阪港駅から徒歩7~8分程度の場所にある「中央突堤臨港緑地」と呼ばれる岸壁沿いの一画。大正12(1923)年に住友倉庫が建設した「築港赤レンガ倉庫」が立ち並ぶ。しかし生憎にも駅から天保山ハーバービレッジ方面とは真逆の方向にあるせいか、ちっともその存在が知られていない感じがする。
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