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お奈良はん

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“近鉄乗る人、お奈良はん” 京阪神三都に隠れて古都のエグさを見せつける奈良県ならではのDEEPネタを不定期にお届け差し上げます
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#事件現場

【人権のふるさと】奈良県御所市に存在する「家賃2万円で住める庭付き一戸建て市営住宅」を見に行った

大阪・あべの橋から近鉄南大阪線に乗り、途中の尺土駅で御所線に乗り換え、合わせて片道1時間弱ほど電車に揺られていくと、辿り着くのは大和葛城山がそびえる金剛山地の懐に抱かれた大自然に囲まれた街「奈良県御所市」である。人口2万4千人程度しか居ない小さな街だが、一部の間では良い意味でも悪い意味でもよく知られた街でもあり、我々も何度か足を運んだことがある。 御所の中心市街地に位置する終着駅・近鉄御所駅で降りる。ここに至る「近鉄御所線」はかつて南和電気鉄道という会社が昭和初期に開業させ

¥730

【あの現場は今】2005年、ネット民がざわついた「騒音おばさん事件」の街、奈良県平群町を再訪する

日本人特有の「持ち家志向」の強さというものを考えさせられる事が時々あるが、その度に頭をよぎるのが、“家を建てるのは男の甲斐性”みたいな古臭い価値観に囚われて一生に一度の買い物をほいほい簡単に決めてしまう一方で、実際に念願のマイホームが叶った新天地でいざ生活を始めてみると、隣人がとんでもないキ○ガイだったりして、持ち家なのでそう簡単には引っ越せず、下手すれば一生ご近所トラブルに苦しめられるリスクを抱えてしまう事に何の疑問も持たないのは何故かと思う事だ。 この手のリスクを考えた

¥345