Happy Halloween ! 怖くない私の霊体験。怪談のオマケつき
🎃ハロウィンというのは死者の霊が家族に会いに来る日、らしぃのですが、これは私が体験した、怖くない👻霊現象体験です。
・・・やはり、死者は自分のお葬式に参加しているというのは、本当のようです。
それに、田舎の人のおおらかさと言うか、見えない世界も当たり前のような対応に驚かされた出来事となりました。
(・・・田舎の人とは、うちの親戚一同のことですが。)
霊が現れた~と言ってしまってヨイのではないかと思います。
・・・そこに至るまでの経緯についても、引き寄せられた?というか、うまいことタイミングをアレンジしてくれたのかな?と思われることが色々あり、面白い体験だったのでシェアしたいと思います。
ついでに、おじいちゃんの不思議と、怪談のおまけつき。
帰ってもいいけれど、決めかねる・・・
ちょうど今くらいの時期のこと。
私は転勤で東京へやってきたが、長く務めたメーカーを辞め、まだヒーリングもボチボチ、本格始動前だったので割と暇に暮らしていました。
当時は甥っ子が生まれたり、父が入院したり、極力帰るようにしていて、多ければ年に5・6回、北海道の実家へ帰省していて、次は帰るのはお正月かな~と、なんとなく決めていた。
2カ月ちょっと先になるけれど、妹にプレゼントしたいものを見つけてしまったので、早すぎるけれどまぁいいか~と、帰省する時に持っていくもののいくつかを早々に準備していた。
2カ月に一度くらい帰省していたことを考えると今年中にもう一度行ってもいいんだけどな?・・・とは思っていたが、お正月は必ず帰るつもりだったので、帰ってもいいけど微妙というか、決めかねていた。
そんな頃、当時やっていたブログの関係で北海道の人と仲良くなり、帰省の際には会うつもりでいた。
そこでもまた、正月までは帰らないと思うけれど、一度帰ってもいいんだけど微妙・・・、という、何か決定打に欠けるような?決めかねる状況となった。
ほか、地元の友人からも連絡があり、そのうちね~という話しになっていた。
年に何度も帰るのは主に甥っ子と遊ぶ為だったし、結構頻繁に帰っているので、普段はいちいち友人にも連絡せず、今回のように予め2件も予定が入ることはまずない。
2件も入ればもう帰ったっていいんじゃないか?妹へのお土産も早く渡したいし、そもそも何でこんなに早く買ったんだ?
帰るんだったらさっさと決めて年内に一度帰ったらいいんじゃないか?・・・と、普通だったら思うところだけれど、実際はその後もしばらく迷っていた。
後から思えば、どちらかと言うと帰る気満々で、さっさとエアチケットを抑えた方がお得~となるはずで、決断を伸ばすとよりお正月に近づいてしまって、年内に帰る気が失せてしまう訳だけれど、なぜか保留の気分だった。
何故かゆくことになる場所の地理を確認・・・
この頃、誰かと話していたのが多分きっかけで、北海道の地図をネットで延々見ていたことがあった。
馴染みのないエリアをなぜ調べようとしていたのか?何を探そうとしていたのか?全く覚えていない。
(後に必要となる情報は、友人とか、誰かを通して語られることが多々あり、本人に何でその話しになったんだった?と確認してみても、分からないことがよくある。
友達を通じて教えてくれてるみたいですょ。)
北海道の面積は関東甲信越を全部足してもかなり足りないくらい広いので、私の得意技の方向音痴がさく裂で、さらに手段が目的にすり替わり、単に地図を見ることに没頭していた気がする。
その時、父方の本家のド田舎と同じ地名の場所を見つけた。
距離は何百キロも離れていて、実家に居た頃にも話題になったことがなく、同じ地名の場所があるなんて誰も知らないのかもしれない?
大発見だ!と思った。
本家の地名自体、道産子でも誰も知らないくらいレアなので、またま見つけるなんて面白い!
そこで、今度は、だいたいこの辺り?としか見当がつかない父の実家の検察をはじめた。
本当にド田舎で、半径30キロ以内にコンビニもファミレスもない~とスマホには表示され、本家を含めまわりほぼ農家なので、イコール私有地な為、道すら記載されていないという、誰も住んでいないに山林に等しい表示のエリアだった。
(後に親戚の子に確認したところ、数十キロ離れた隣り町まで車で行かないとコンビニやレストランはないとのことだった。)
そんな基本情報のド田舎さ加減をここで改めてインプットする。
そして、いとこが亡くなったと連絡が・・・
いとこは父方の本家の次男で、私よりかなり年上のお兄ちゃん。
今日は某俳優さんのひき逃げ事件があったと、今知りましたが、亡くなったお兄ちゃんも若い頃に横浜で大型車に接触されるバイク事故にあい、車椅子生活となり、その後は京都に住んでいた。
最後に会ったのは、さらにかなり前、札幌に居た頃で、おそらく本家の法事の時で、手だけで運転出来るように改造したポルシェで京都から一人で運転してきていた。
・・・見渡す限りの田園風景の中のポルシェは、まるでオーパーツのような異彩を放っていたのを記憶している。
京都で亡くなったが、葬儀は、私が激しく検索したド田舎のお寺で行われることとなり、いとこには京都から戻ってきてもらってから行うことになった。
亡くなる前の秋頃から、事故の影響でしばらくは意識がないことがあったり、危ない状況が続いていたらしかった。
諦めかけた頃、彼の父である本家のおじさんが病院へゆくと、奇跡的に意識を取り戻して、「田んぼが大変だから帰れ」と言ったらしぃ。
母から連絡があり、ここで帰る為の色々だったのかな?と思った。
とりあえず実家へ、積雪情報の解説つき
早朝に東京を出発して、まずは私の実家へ。
11月に寝雪というのは早すぎるが、この年はそんな年だった。
駅でタクシーに乗ったら、「今年は積もるのが早くてねぇ~。」と、なぜか私が近隣の都市ではなく、東京から来たことを察知している運転手さんの言葉・・・。
エスパーか?
確かに、私も含め、地元の人ではないことはだいたい現地の人は察知できる。
新千歳空港からなどではなく、札幌駅からのタクシーでも東京から来たと察知される~と、私より少し前に東京本社へ異動になった元同僚も言っていた。
そんなことで、11月にもかかわらず既に真っ白な北国状態で、私がどこから来たかなんてことは決定事項かのように、「昨日はもっと吹雪いてたんだけどね~」などという解説つきで実家へ向かった。
実家から数百キロ、ド田舎のお寺へ
地理を予習してきたとはいえ、果てしなく続くかのような一本道の直線で、何の看板もなく、ただ右に入る細い道があるだけ。
よく見逃さないものだと、小さい頃から思っていた。
実際、地図上にはその細道くらいしか掲載されていない。
そこを曲がったところで民家が見える訳でもなく、ましてやこの雪の中、ジモティー以外にはたどり着けない、地図にも載っていない幻の町へ・・。
小さい頃におじいちゃんが亡くなった時には葬儀は本家で行われたので、ここのお寺は初めてだったかもしれないと思った。
夏には緑しかない場所だけれど、お寺も普段は人が常駐しておらず、半分雪に埋もれて、真剣にモノトーンの景色だった。
とても古いお寺だ。
・・・いや、やっぱり一度、法事の時にでも来たことがあったかもしれない。
たしか本家のおじさんがお寺に寄付をしたからどこかに名前が書かれている~などという話しを聞いたよぅな・・・今、思い出した。
そぅいう信心深い~というのも勿論、農家なので天気や収穫についてのこともあるのかもしれないし、そもそも北海道の特に冬は、普通に街場で生活していてもお天気に左右されることが多いので、自然や天気図はある種のバイブルかもしれない。
どうしたらお天気に打ち勝つか~というよりも、どぅ付き合うか?
札幌の支店に勤めていた頃には、東京からのコンテナ、トラック、船便などの配送について、がけ崩れで届きません~だとか、船が遅れている~などという場合、普通ならどぅしてくれるんだ!と、無理と分かってもひとしきり激怒されるところだけれど、代理店さんは「じゃー、メーカー欠品ってことにしときます。」なんて感じで、お天気には勝てない。
けれど(沖縄ほどじゃないにせよ)、北海道時間と言われたり・・・、道産子のおおらかさ~というのは、決して天気をあきらめていた訳ではなくて、雪なげ(除雪)や吹雪の通勤に耐えるうる基礎体力や、忍耐力を持ち合わせている。
無駄なところで争わない、大雪なんだから仕方ない~というのは、あきらめるというよりも、受け入れる~ということなんじゃないかな。
本堂にて、親戚一同と久々の再開
私が親戚一同と顔を合わせるのは法事以来。
もしかしたら10年ぶりくらいかもしれない?
ちっちゃかった子が中学生になっていたり、お年寄り衆は、昔から既にお年寄りだったけれど、うちは割と長生きな家系かもしれない。
本家のおじいちゃんは私が小さい頃に亡くなったけれど、不思議な実話を残した。
昔は不治の病と言われた癌で、一時期は寝たきりだったらしぃ。
あと数カ月・・・、とも聞いていたらしい。
それが「神様のお水」と言われる、山奥の神社からくんできたお水によって、ある朝、ごく普通に起きてきて、寝たきりからの復活を遂げていた。
そして、長生きした。
おじいちゃんが亡くなる日も不思議だったらしぃ。
釣りが大好きなうちのおじさんたち、大変な思いをして結構な奥地の川にたどりついたが、一人が急に調子が悪くなり、そんなことでは普段はめげない男たちだったが、携帯電話もない時代、何故か帰った方がいいぞということになり、どうやら、着いたとたんに家に引き戻されたらしかった。
お陰で死に目に会えて、本当にあの時は・・・と聞いた。
うちは割と、そんな家系のようだった。
ロウソクの不思議・・・
さて、本堂に入ってから、あちこちでオシャベリに花が咲いて、既にかなりの時間が経過していた。
そこへ、小さい頃から仲良しのいとこのお姉ちゃんが登場して面白いことを言い出した。
久々の再開なのに、その時間を全く感じさせない会話・・・
「ちょっとー、お線香あげた? みんなしゃべってばっかりだからお線香を消さないようにしてたんだけど、オマエまもういいってさ!」
・・・どぅゆーこと?
っていうか、お線香あげてない!
聞けば、お線香に火をつけようにも、ロウソクの火が逃げてしまって火がつかない~ということらしぃ。
ひとしきり笑った後、再現というか、やってもらったが、確かに、風もないのに何度やっても面白いほどに火が逃げる!
「オマエはもういいってさ。」ということで、その線香を渡された。
案の定、私は火をつけることが出来た。
あらら!ごめんね!ずっとオシャベリに夢中で、主役を忘れてたわ!
みんな、にぎやか。
それにしても、亡くなるには早すぎる。
お通夜が終わって・・・
本堂の隅と、別室に布団が用意され、かなりの大人数が寺に泊まる。
母方のおじいちゃんの葬儀の時もそうだったが、田舎は基本、ホテルがないからなのか?布団のレンタルやら、お料理やら、ご近所総出で色々と大変らしぃ。
・・・けれど、一日中お寺を偵察してまわり、更に泊まれるなんて面白いと、子供の頃から思っていた。
(面白いは、言っていいのかわからないが…。)
お線香に火がつかなくなったお姉ちゃんは近い~といってもかなり遠いが、いったん家に帰ったらしかった。
父の弟である子供のように無邪気なオジサンと、本家の長男で亡くなったいとこの実兄、そして、小さい頃から繋がりがよくわからないけれど、本家で何度か会ったことのある、うちの家系には珍しいタイプ、機動力のある面白いおじさん(実は警察官だったらしぃ)、そして私。
お寺に泊まっている中で若い順に4名~という感じのメンバーで、早すぎる田舎の就寝時間の寝静まった本堂で飲んでいた。
長男は、ストーブに手をかざしながら、寒いだの、腰がいてーだの言っていた。
(長男も亡くなった次男も、小さい頃のまま、ちゃん付けで呼んでいた。オッサンになっても、どこか子供同士みたいでもあり、面白いなと思った。)
私が気功を習ったからやってあげるょ~と言うと、すぐにこっちに背中を向けた。
えっ?正直、私はどこかで「馬鹿じゃねぇの!」とか、面白いイントネーションで言われると思っていたようで、全くもって拍子抜け。なになに?どぅなってるの?・・・で、気功どころじゃなく、混乱状態。
「効かねぇぞ!」とすぐに大笑いになって終わった。
いよいよ本人登場・・・
本堂の祭壇前では、相変わらず4人で飲みながら、思い出話しが続いていた。
帰ってくればよかったのに・・・、と長男は言った。
私も超残業生活をリタイヤしたばかりだったので、耳が痛いな〜と言うと・・・
だーぁから言ってるんだべ!〜と、強い口調で返された。
長男は昔からほとんどしゃべらないと言っていいくらい無口だったのに。
そのずっと前から、そんな話しをしている間もずっと、本堂の入り口の照明が点いたり消えたりしていた。
私は、夜中にトイレに起きた人などが、廊下と本堂の照明のスイッチを間違えて押しているのかな?と思っていた。
その後も、度々点いたり消えたり・・・。
誰も触れない。
私だけが、電気がつくたびに、チラチラといちいちそっちを気にして振り向いていたが、他の3人は気に留めていないようだった。
・・・むしろ、ややうつむき加減な気さえして、トイレに起きた人〜なんて話しは口に出さなかった。
さすがに数時間が経ち、さっきからずっと電気が~と、やっと口に出してみた。
本堂は天井はとても高い。
その高いところに設置されている照明は、本堂に誰かが入ってきた時に、センサーで自動で点くようになっているらしぃ。
思えば、トイレもそぅなっていて、動きがないと割とすぐに消えてしまう。
私以外、みんな知っていたことに驚いた。
〇〇ちゃんがきてるんだぁ~ と、誰かが口を開き、やっと涙が出てきた。
୨♥୧ ホントに霊になっちゃったんだね。
それにしても、早く言ってよ!
私がニブいから、ずっとチカチカしてたのか?
みんな飲み込みが良すぎて黙ってるから、構って欲しいよね?
それとも、やっぱり信じたくなかったから触れたくなかったのか?
自分のお葬式を見届けて、人の気が逸れたところで立ち去る〜みたいなことを、どこかで読んだ記憶がある。
気づいて欲しいょね、やっぱり・・・
どのみち、私は一人、遠く離れて住んでいるので、知らない間に実は叔父さんが亡くなったと後から知らされても、死んだ気がしないょね?〜なんて、言い方が変かもしれないけれど、・・・しばらく経つと、元気にしてるような気さえしてしまったりする。
おじいちゃんも癌だったり、私も察知して事なきをえていたし、小さい頃は何故か何度も溺れたり、いとこもバイク事故・・・、いろいろな体験というのは、霊の世界を垣間見ていたからかもしれない。
本当にあった怖い話し、怪談に突入!
この辺りから、場所がお寺ということもあり、本当に怖い怪談話しへと急激にシフトしていった。
オジサンの若い頃の実体験をいくつか聞いたが、やはり霊感が強いらしかった。
臨場感たっぷりで怖かったが、私にその手の話しは再現できない。
(開き直る!イチオひとつ書くけどね。)
オジサンは職人で、ある長期の現場で、その一帯の工事の為に用意された建物で寝泊まりしていた。
その場所は、出る要素たっぷりと他の二人は知っているらしく、私に関しては方向音痴ゆえ、恐らくこの辺りのことだと思う~という、その時思い浮かべた場所をうっすら覚えている程度。
どぅやら、海で沢山の人が亡くなったとか、そんな場所だった。
北海道の海岸線沿いの某所・・・
ある日の夜中、オジサンがトイレに起きると、外からザクッ、ザクッと音がする。
どぅやら建物の周りに敷いてある砂利の音らしい。
恐る恐る窓から外を覗くと、ザクッという音と共に、砂利に足跡ができ、それはこちらに向かって、ザクッ、ザクッと近づいてくる・・・
怖すぎて、翌日その現場からは逃げ帰ってきた。
・・おしまい・・
あっさりでごめんなさい。
これしか覚えていないし、そのオジサンも、その後、亡くなってしまいました。
タタリじゃないですよ。
怪談、ヘタ過ぎて笑える!
さて、🎃👻ハッピーハロウィン♪
楽しんでね❣️