ミュンヘン弾丸探訪
朝1番のバスでドイツの最南端を出発。
向かう先はバイエルン州にある都市ミュンヘン。
9月も後半に差し掛かるこの時期にミュンヘンに行くといえば、アレですか?
毎年数日間に渡って開催されている、世界最大の民族祭りとして有名なアレに行くのか?と聞かれる
否、それではない。
諸用で在ミュンヘン日本領事館に行くという、100%事務的でお固い用事である。
“マルティカルティ”都市ミュンヘン
この国の都市部には多民族が暮らしていて、ミュンヘンも例外ではない。私の住む街と比べるとアジア人(とりわけ日本人)とも頻繁にすれ違った。
彼らドイツ人が使うワードに
マルティカルティがある。
多文化が共生していることを指す
“Multicultural”や“Multiculturalism” の俗語的な言い回しだそうだ。
あるひとが言うには、
「周辺国と比べても国全体で差別意識がそこまでない、寛容な人が多い」らしい。
なるほど私自身、ドイツでこれまでに明確な差別を受けた覚えはない。
実際に比較的少ないのかも知れない、いやしらんけど。
メディアや商業広告なんかも敢えてアジア人を広告塔として使っている企業も見受けられる。(実際数年前にアジア人差別だと騒ぎ立てられたある企業が燃えていた)
「わたしたちは偏見なしでやってまっせ」的なポーズ&メッセージを発信しているのだ、と以後個人的に受け取っている。
人種差別についての私見は長くなりそうなのでまた別の機会にしておこうと思う。
領事館での諸々が済むと帰宅が遅くなる前に、そそくさと街をあとにする。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。