
進撃の巨人の結末はアニメと原作で異なるのか?【三間 音響監督の意味深な発言】
はじめましてMasamichiです。noteを書くのはこれが初めてなので、稚拙な表現もございますがご容赦ください。なお、記事には原作のネタバレを含みますのでご注意ください。
私は先日11月14日に行われた「進撃の巨人 The final season SPECIAL EVENT」に参加してきたのですが、一つどうしても腑に落ちない点があります。
「進撃の巨人」The Final Season SPECIAL EVENT
— アニメ「進撃の巨人」公式アカウント (@anime_shingeki) November 14, 2021
ご来場、配信でご覧いただき
誠にありがとうございました!
振り返りトーク、生アフレコ
盛りだくさんでお届けしました!
11月21日(日)21:00まで
配信チケット発売中!
ぜひ配信期間中は何度でもご覧ください!https://t.co/LG920E5a2n#shingeki pic.twitter.com/qXITjWvFOC
それはイベントの途中、ゲストとして映像に現れた三間 音響監督のインタビューに対する答えです。「会場の人に向けてのメッセージ」を尋ねられた際
「(アニメが)原作通り終わるのか皆さんで話し合ってみたらどうですか?」
と三間監督は返していました。ゆる~く回答していたのですが、会場に来ているガチ勢の人たちは「え、どゆこと???」という感じで困惑。
この発言については一度スルーされたのですが、イベントの終盤に掘り起こされます。どうやら観客だけでなく、キャストの方々も意図を汲みかねていました。(11月14日時点では、アフレコは最終話まで到達していなかったようです。)
その件について困惑する観客を見て、エレン役の梶さんは「あんまり深く考えすぎないで下さいね。」と、三間 監督の発言を軽く受け止めるように促したわけです。しかし、その真意が気になるのでプチ考察していきます!
諌山先生のThe Final Season Part2 へのコメント
いよいよ2回目のファイナルシーズンが始まるとのことで、とても楽しみです。原作でも本当に大変な作画で、アシスタントさん方が苦労するハメになったシーンの数々を、 再びMAPPAさんにご苦労をおかけすることになり大変恐縮ですが、申し訳ないですが、 その大変だったシーンが一番楽しみです。アニメで初めてみる方々にも楽しんでいただければと思います。
諌山先生の発言からは分かるのは、「地ならし」が確実に発動するということくらいですかね...「地ならし」が発動してしまえば、後の展開は変えられなさそうですが...
これまでにあったアニメの原作改変
WIT STUDIO時代のSeason 1~Season 3までは主にアニオリとして追加されることがあっても、省略された部分は僅かです。例えばSeason 1ラストのカラネス区での戦いや、Season 3最初のリヴァイvs中央憲兵の戦いのシーンなどはアニオリが追加されていました。
一方MAPPA製作のThe Final Seasonは、省略が多いというかテンポが速く感じました。大筋に関わるところは省略されていませんが、リヴァイが雷槍で吹き飛ばされてしまう場面とそれをハンジによって発見される場面の間に、マーレとの決戦が始まるなど、順序の入れ替えが目立ちました。話の最後には次回へのクリフハンガーを配置したりと、構成上の要因が大きいのだと思われます。
個人的なまとめ
「地ならし」が発動するのであれば、最終回の結末そのものは変わらないと思われます。しかし諌山先生はこれまでのシーズンでアニメの構成に積極的に携わり、原作の修正をなされてきたようなので、所々原作とは変化すると思います。
(原作最終話は別マガと単行本ではアルミンのセリフが違っていたり、本編が6ページ加筆されていたりしている点からも、諌山先生がもう一度内容を調整してくる可能性が大いにあります。)
個人的には原作の最終回を気に入っているので、変えることなくアニメ化してほしい限りです。変わるならアニオリの追加という形でお願いします。間違っても、単に「ミカサがエレンを調理してハイ終了。」というオチにはしないでほしいところです。