コラム18 いかにチャトレを損切りするか

損切り。
株取引において大きな価格の下落が起きている場合、その株式を売却することで損失をその時点で確定させること……
株式投資などには詳しくないのですが、こんなところで間違いないのではと思います。

ライブチャットにおいても、損切りは存在します。
この損切り、初心者ほどうまくいかず、ずるずると時間とお金をかけてしまうという点でも共通してるのではないでしょうか。

たとえば待機ですごくかわいい女の子見つけたとします。
どうしてこんなかわいい女の子が、アダルトチャットに、しかもずっと待機のままいるんだろう?と思います。マスクをしていない顔はアイドルのよう。
少し考えた末、入室します。
「あ、きた」
女の子がぼそっとつぶやきます。なんとなく、いやな予感のするつぶやきです。
「あ……こんにちはー、、、きこえてますう?」とけだるげに言います。

……と正直この時点でわたしなら損切をしているかもしれません。
なんとなくの声の張りの感じ(低さではありません)、入ってきた客への態度。そして美人なのにずっと待機だったという状態。これらを鑑みると、このあと続けていてもおそらくろくなことはなさそうな気がします。

相性の有無というのもありますから合わなければさっさと離れてしまいましょう。とはいえ、入室した手前、3、4分で離れてしまうのはなかなか難しくはありますね。
こちらはいつ退室するべきかタイミングを伺いながらポイントを消費していく……。あまりに無駄な時間です。
もしどうしてもというのであれば黙って退室するのも仕方無しとは思いますが、基本は無理矢理にでも適当な理由を送って退室してしまうのが吉ですね。


先日わたしもチャットで損切りをしました。
かなりドンピシャな好みの女の子がいたんですね。ちょっと性癖に近い部分の好みがめちゃくちゃぴったりな女の子がいたので、迷わず入室したんのです。
お話もふつうにでき、上品な感じもとっても素敵。あまり脱がなさそうな雰囲気はありましたがそれはどうでもいいと思えるくらい好みの子でした。
喜んでお話をしていると趣味の話に。その趣味はなかなか興味深い趣味で「へ〜」とか言いながら聞いていたんですが、いかんせん話が長い。長過ぎる。そして話が終わらないのです。
気付くとこちらのチャット欄は、

「うん」
「へー」
「なるほど」
「ふむふむ」
「そっかあ」 
「ほー」
「はいはい」

相槌のバリエーションをほぼ使いつくされるくらいに、聞く一方になっていました。
いくら女の子の話を聞くのが会話の中心と考えるわたしでも限度があります。聞きながらあくびをして、なにも考えずに相槌だけ打つような感じになっていたのです。
好みなのは間違いないのに本当にもったいない!とはいえこの怒涛のおしゃべりを止めるのもめんどくさそうですし、アダルト方面への方向転換も時間がかかりそう
……涙を呑んで、退室をしました。
深夜の二時に「あ、そうだ、用事があったんだった!ごめんね!」という無理やりな言い訳(笑)まあこの場合は嘘だと悟られてもいいんです。


そのことがあってからしばらく経ちましたが、いまでもちょっと気になって待機を覗きたくなる慾望をぐっと抑えています。
せっかくかわいいのに、ほんとうにもったいない……!
ちょっとずつ経験を重ねて損切りはうまくなって大ダメージを受けることは少なくなりましたが、それでもやっぱり完全にわりきるのは難しいものですね。


チャットレディと2人付き合った経験から、
こんな記事も書いています。
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