誰でもわかる! オリジナル音楽 作曲する上でのコツ第2弾
はじめに
こんにちは、UGです。
今回はオリジナル音楽の作曲する上でのコツやポイントの第二弾になります。
私もアマチュアながら過去約100曲ほどの楽曲を作ってきております。
その中で皆様に共有できることができればと思い、お話をさせて頂きます。
曲を作るにおいてまずはどのように浮かんできたものを形にするか、また一部思いついたネタをどのようにひとつの楽曲として構成をするかなど、人それぞれやり方があるかと思いますが、今回のお話も参考にして頂ければ幸いです。
まず思いついた曲の記録について。
皆さま作曲するといっても机に向かって楽器を持って思い浮かぶということは多いでしょうか。
私はほとんどそのケースがありません。
風呂に入っている時、寝る前、たばこを吸っている時、散歩中など別のことをしている時にワンフレーズ浮かんでそこから広げていって形にしていくパターンが多いですね。
問題は浮かんだフレーズをどのように忘れないようにするかです。
家にいるときはギターを持ってコードとメロディを確認して、ボイスレコーダーに録音をしますが、外にいる時が大変ですね。
ただ、何等かの方法でボイスレコーダーに録音しないと99%の確率でそのメロディは忘れます。
私はトイレに入ってボイスレコーダーに録音するようにしています。
さすがに道端で鼻歌を歌い始める勇気はないので(笑)
また、歌メロでなくてもイントロのリズムだけ浮かんだりもしますよね。
ドラムから作る曲というのもとても面白いです、次にベースラインが浮かんできたりしますので、忘れないように記録しておくようにしましょう。
それでは本題に入っていきます。
メロディーについて
楽曲の歌メロにおいて、どのパートで一番高音を出すかということは大きく意見が分かれるところだと思います。
たいていの曲はサビが一番高く設定されています。
これはサビに一番の盛り上がりを持たせて、リスナーにキャッチーな印象を与えるためです。
ただ、世の中にはAメロやBメロが一番高くてよい曲も多数あります。
サザンオールスターズのミスブランニューデーなんかはAメロが一番高いめずらしい曲ですが名曲ですよね。
メロディー構成としてはサビを盛り上げるためのAメロやBメロ、というスタイルとそれぞれが自立している曲とに分かれると思います。
後者の方も聴けば聴くほど味が出てくる曲も多く個人的には好きですね。
またサブスクがメインのこれからの音楽シーンにおいてスキップレートの観点からもAメロのキャッチーさは必要になってくると思います。
次にメロディーラインをどこまで複雑にするかという観点のお話をします。
これは非常に難しい問題で、単調すぎても飽きが来ますし、複雑すぎても耳に残らないメロディーになります。
基本的にはループさせることは、曲を覚えてもらうために有効な方法なので曲の中でどこかは単調なループメロディをいれるべきと考えます。
ちなみにループという考え方を始めて音楽に取り入れたのはベートーベンのようです。
当時は音楽というのは貴族が楽しむためのものでした。
音楽家は貴族から依頼を受けてその注文通りに作曲をしていたそうです。
その中でベートーベンはいかに民衆に聴いてもらうようにするかということを考えてキャッチーなメロディのループを取り入れたということです。
ですので貴族の曲は作らず、民衆の前で演奏会などもしていたようです。
今でいうとインディーズで頑張っているようなものですね。
そう考えるとベートーベンというのはすごい音楽家だと思います。
話がそれました、すいません。
ただ、Bメロのみ複雑にするかなどの工夫を凝らして飽きさせないようにするべきでしょう。
アレンジについて
アレンジについて考えるべき点としてまず曲の長さです。
基本的には3分から4分半の間に収めるべきでしょう。
それ以上長くなると聴いていて飽きがきます。
世の中にはクイーンのボヘミアンラプソディーのように長くても名曲がありますが、あれは例外ですね。
テンポが遅いバラードなどの場合は、1番2番と単純に繰り返さずに2番はBメロから、などと工夫した方がよいでしょう。
次に曲の終わらせ方についてです。
ひと昔前ですとフェードアウトが多かったですが、今は流行りではありません。
曲の終わらせ方はどのように余韻を持たすかの意味では非常に重要な位置付けになります。
アウトロを非常に長くもっている曲もありますが、なかなか聴きごたえがあってよいものも多くあります。
竹内まりやの「元気を出して」やユニコーンの「すばらしい日々」、槇原敬之の「どんなときも」、DREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」などは代表的ですね。
アウトロを長くするというやり方はビートルズの「HEY JUDE」が始まりかもしれません。
またアウトロをサビの冒頭のリフレインで終わらせるなども、印象的で面白いかもしれませんね。
最後に楽器の数ですね。
アレンジする際に音を重ねすぎてしまうことが多々あるのですが、あまりよくありません。
それぞれの楽器に意味を持たせて必要最低限の音種でアレンジした方がひとつひとつの楽器が耳に残ります。
またパートによってならす楽器を変えたり、変化をつけることで飽きさせない楽曲づくりができるでしょう。
さいごに
以上、いかがだったでしょうか。
曲作りにおける工夫や、少しでも興味を持って聴いてもらうためのポイントを説明いたしました。
引き出しを増やしていくために重要なことは、出来るだけ多くの、また多ジャンルの曲を聴いて分析してよいところを理解することです。
しっかりと分析をすることによって、自分の音楽の幅が広がっていきますので、皆さま是非チャレンジしてみてください。
このnote記事では皆さまのお役に立てる情報を発信しておりますので、これからもよろしくお願いします。