見出し画像

Xジェンダー不定性 一歩前進

最近、嬉しいことがありました

以前、過去の記事に書いた内容ですが、自分の「僕」を出せない相手がいる、という話に関するものです

前提として、「僕」を出せる相手は、今年になって一気に増えはしたものの(去年までは諦めていただけに、本当に嬉しいことです)、まだまだ「僕」を出せない人がいます

1人は推しです
推しに引かれたら立ち直れないと思うので、推しの配信に行く時は、いくら心が男になっていたとしても、女としてしか行きません

もう1人は、推しではないけど、何故か「僕」を出しにくいという相手です

心が女性の時にアイコンや顔文字で可愛いものを使ってしまうと、それに対して「かわいいですね」とか「女の子っぽいね」と言われると、「じゃあ、男の時は、どう出ていけばいいんだろう……」と、困ってしまうのです

男としての自分を出してガッカリさせたくないなと思ってしまうので(引かれるのは、推しとは違うのでその辺は気にしないのですが)、女性の時でなければ配信に行けなくなってしまうか、何かの記念配信の時は、女性を「演じて」配信に行く……、といった状況になってしまうのです

なんというか、どうやら心は男の時の方が多いようなので、顔を出す頻度が少なくなってしまうし、自分で自分を演じる……というのも変な感じですが、自分の半分の側面を演じることに対して、相手に嘘をついているような気がして、罪悪感も出てしまうのです


他の配信者さんの枠でも、この方とは何度も同接になったことはあって、明らかに自分の名前が男であっても、ずっと女性の時の名前で呼ばれていたので、「そろそろ、『男の時は男の名前で呼んでもらってもいいですか』と言うべきなのか……」など、頭の片隅で、ずっと気になっていました


それが、急にあるとき、男の名前の時に男の名前で呼んでもらえたのです

あとで聞いた話では、お相手もお相手で「これ、もしかしたら男女で名前の違いがあるってことは、呼び分けた方がいいのかな(周りもそうしてるし)」と思ったとのことでした

だから、その方が配信枠を開かれた時に、「やっと呼んでくれたね笑」と、男として言えて、本当に嬉しかったです


と、いうことを、こういった話を深く聞いてくれる友人(ネッ友)に話したところ、「良かったね」と言ってくれました

そもそも、そういう状態だったことは、前にも少し言っていたのですが、だからといって、どんなことにどれだけ悩んでるかは伝えてなかったものの、根本的な部分として心が男になったり女になったりする部分での悩みまで、言語化して共感的に聴いてもらえたので、泣きそうになりました

なんで、いつも自分の考えてることが細かく分かるんだろう……というのが不思議です

以前、最初に自分のこの男と女を行ったり来たりする心の性別について、説明せずとも察してくれた人がいて、その時も「説明しても分からない人の方が多いのに」と驚いたものでしたが、こちらの友人に関しては、さらにより深く正しく理解してくれているので、二度驚きました


また、この方に言われて、なんだかホッとした言葉がありまして、それが「(心の性別は男女でコロコロ変わるとしても)魂は同じ」という言葉でした

そのうえで、どちらも、(友人として)好きだと言ってくれて、本当にいつも心がホッとしてしまいます

過去の記事でも書きましたが、この友人からは、たまにサラッと刺さることを言われるのですが、どうやら刺してるつもりはないとのことなので、こっそり刺さっておこうと思います笑

↑セクマイ当事者として刺さった時の話です笑



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?