LCC乗るなら釣師ベスト
通常の旅行は手荷物のみの身軽一択なのだけど、今回はちょっと長めの滞在なので母娘二人でピッタリ100㎏の荷物を運んだ。
が、激しく後悔。とにかく邪魔なのだ。
食料品は消費していくから、スーツケースで運んでしまうと空になった後に持て余すかな、と駐妻ブログの教えに従い段ボール+衣類などを押し入れに保管しておく持ち手のついた袋(下の画像のようなやつ。この中に強化段ボールを入れた)を使ったのだけど、経由地のイギリスでふと我に返った。
この100均で買ったタワシだとかウェトティッシュとかマルタイラーメンとか。わざわざ追加料金を払って持ってくようなものなのか?。
イギリスからはLCCを使ったので、段ボール1つ運ぶとプラス9000円。人間様の運賃よりも高いのだ。
(話は逸れるけれど、欧州のLCCは価格がバグっていると思う。3時間弱のフライトよりヒースロー空港からパディントンまで15分也の特急料金の方が高いし、ロンドンのスコーン5個分の値段と3時間フライトの料金が一緒なんだもの)
というわけでホテルで夜な夜な荷物を整理したのだけど、一つ大事なことを忘れていた。箱の数を減らしたところで中身の重量は変わらない。
「こりゃ持ってきた物を食べるしかない」と、まだ全然ありがたみもないうちからコメを炊き、麺を茹で…少しでも荷物を減らそうとあがいてみた。
結局、包装系の袋を全部はがすなど涙ぐましい努力をして、段ボールを一つ減らし、スーツケース22㎏+段ボール①22㎏+段ボール②23㎏+リュック①10㎏+リュック②10㎏の計87㎏に。
残り12㎏をどう運ぶかー。(努力もむなしく1㎏ちょっとしか変わらず…)
「とりあえず、服はできる限り着よう」という娘の提案に従い、お互いブラ3枚、パンツ3枚の上に私はワンピース3枚の下にスカート+スパッツ2枚重ね、娘はセーターの上に厚地のトレーナー、首には日本から持ってきたマフラー+ロンドンで購入したマフラーの2枚巻というジプシーも真っ青な恰好に。
さらに、とあるnoterさんの教えに従っていざというときのために購入してあったカメラマンベストというか釣師ベスト(下記みたいなやつ。こんなゴツクないのを選んだけど。価格も3000円以下でした)の背中に各自PCとiPad、右のポケットにモバ充、左は海外用の変圧器を入れ、クイジナートのブレンダーの柄の部分とマルタイラーメンを差して、無事に飛行機に乗り込んだ。いや乗り込めた。
ベスト優秀!LCCには必須かも。とても役に立つ記事だったのでシェアしたいけれど元記事は削除されちゃったようで、残念。
LCCに乗るなら余分な荷物は身につけろ、それにはベストが最強だと教えてくださったnoterさんに感謝です!
【おまけ】
欧州のLCCはライアンエアーが有名なようですが、今回、私は荷物が多かったのでジェット2コムを使いました。同社はあまり情報がネット上に出回っていないので書き留めておきます。
ライアンなどに比べると割高ですが、手荷物10㌔は無料です。預け入れは別払いで1人22㎏×3つまで可なので、荷物が多い場合は有力な選択肢になるかと。
預け入れ荷物は小数点以下は気にいていないようでしたが、重量に対する厳格さは他社より厳しい印象でした。22.65㎏は22㎏として扱ってくれましたが、23.2㎏はオーバーしているから注意するようにと言われました。追加料金は取られませんでした。機内持ち込みの荷物は混んでいたからか、計測されませんでした。