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裸でトイトレ!?(発達障害の子のトイトレはどうするか)

育児をしていると、成長に応じて様々な課題に
取り組む必要が出てきます。
特にトイレトレーニングのような身辺自立は、
今後の生活においても必要不可欠なものになります。
しかし、発達障害を持つ子やその家族にとっては、
トイレトレーニング(トイトレ)は、かなり壁が高く、
大きなストレスにもなります。

この記事は、
発達障害をもった子どもさんがいる親御さんで、
次のような方に向けて書きました。

・トイトレを始めるタイミングはいつ?
・そろそろトイトレを始めたい方。
・どのようにしたらいいの?
・先輩家族の体験談を聞きたい方。

目次
□発達障害の子のトイトレはいつ?
□トイトレ、なぜ裸?
□トイトレ、おまるで成功したら?

□発達障害の子のトイトレはいつ?
発達障害の子のトイトレは、肌の感覚の問題や
意思表示できないなどの問題があります。
おむつにかかる費用や替えにかかる時間など、
家族への負担は大きいものです。
ではいつ方始めたらいいのか?
できれば夏がいいです。
トイトレ中は、大量の着替えが必要になります。
夏は、服が早く乾くからです。
また、薄着で過ごせるので、着替えも楽です。
(冬場だと、長袖や長ズボンとなり、着替えを
 させるだけでも大変です。)
したがって、時期的には夏がいいです。
また、床にビニールシート敷いて裸で過ごします。
裸で過ごすので、寒くない夏の方がいいです。
風邪をひく心配もありません。
そして、尿意・便意が見えたらすぐにおまるに誘います。

□トイトレはなぜ裸?
裸にするのは、服を脱ぐ手間を省くためです。
服の着脱も、確かに大切です。
しかし、おまる、便器まですぐに行けるように
するのがことが、この時期は一番です。
だから裸がいいのです。
また、おむつの肌ざわりは快適です。
逆に言うと、快適すぎるのです。
その快適さが、おむつが取れることを難しくします。
さらに、子どもが催してきたら、その様子で分かります。
そこですかさずおまるへと連れて行きます。
こうやって、繰り返しやってみます。
トイトレは根気いるのです。

□トイトレ、おまるで成功したらどうする。
トイレが成功したら、すかさず褒めます。
思い切り、しっかり褒めます。
そうやって、おまるでしたら気持ちいい、
褒めてもらえる、という経験を繰り返し積むようにします。
そして、次がポイントです。
成功したら、そのおまるを少しずつトレイに近づけていきます。
そして、最後はトレイの便器へと繋げます。
ここまでかかる時間は、子どもによって異なります。
できたと思っても、「こんな所で・・・。」とか
「間に合わなかった。」などと、時間がかかることもあります。
我が子は約2ヶ月でなんとか成功しました。
他の子どもと比べると、しんどくなります。
そこはいつかできることを信じて、
とにかく根気強く続けるのみです。

育児は親にたくさんのことを教えてくれます。
特に障害をもった子どもになると、その
ストレスは大きいものです。
しかし、できるようになった時の喜びは
何ものにも変えられない喜びになります。
これがダメなら、あれで。
あればダメなら、別の方法で。
と言う具合に、ゲームのようにトイトレを
楽しみながら取り組んでみてください。
そして、その経験が、また別の困った親御さんを
助けるヒントになります。
あなたの経験は、誰かの笑顔に繋がっていきます!