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できなければ、教えてもらえばいいのだ!

 独学、我流の限界。それをどうしていくのか。その答を、嫁さんはすぐに見つけた。「できなければ、できる人に教えてもらえばいい。」なんと、ABAの家庭セラピーに取り組む先生を探し、教えてもらうことにしたのだ。何度かメールでのやりとりがあり、そして実際に我が家に来てもらうことになった。

 我が子への、初のABA家庭セラピーが始まった。まさにプロ。圧倒的だった。いくらやってもうまくいかなかった手立てが、魔法のようにきいてきた。「これが本物の療育か!」と思った。やはり餅は餅屋。きちんとしたプロにお願いし、その方から学ぶことは大切だと思った。暗闇の中に光を見た瞬間だった。

 それ以降、定期的に訪問セラピーに来ていただくことにした。ただ、この訪問セラピー、それなりの専門家の先生になるので、それなりの費用もかかることになった。さらに交通費も。しかし、しかしである。お金の問題ではない。療育にも旬というものがある。多様、無理をしてでもやらなければならない。