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散文

散文を書くときに何を意識しているだろうか?

あるいは、無意識にどういう書き方をしてしまっている・・・・・・・・だろうか?

わたしは意識的にも無意識的にも「建築的」に散文を書いている。

プロの作家ではないわたしが、自分の書き方を「建築的」だと言うと大袈裟だろうか。

ならば、もっとスケールを小さくして、身の丈に合わせてみよう。

わたしは砂場でお城を作るように、あるいは、積み木遊びをするように、紙粘土遊びをするように、文章を書いている。

水で固めて山を作り、四角いブロックを積み上げ、手のひらで丸い球をこねるようにして。

ここで対比を持ち出す、ここに類比を付け加える。

入り口に二項対立の門を構えて、多少読者を迷わすために三叉路を作り、途中で迷ったら地図を描き付けるようにして要点をまとめる。

何か立体的なモノを作り出すようにして、散文を書いてみる。

また大言壮語の力を借りてみるならば、わたしの散文はコンセプチュアルなのである。

過度に演出的とも言える。

その一端として、以下の散文がある。




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